6月12日、ツクモのゲーミングPCブランド「G-GEAR」に、新たなゲーミングノート「N1562J」シリーズが登場した。他シリーズの実用性を重視した外観とは異なり、「N1562J」ではLEDをふんだんに使用したデザインを採用。外観から受けるインパクトはG-GEAR note中、随一といっていいだろう。夏のボーナス商戦が始まろうとしているこのタイミングに、104,800円~という価格で投入された本シリーズ。今回はこの「N1562J」シリーズの上位モデル「N1562J-710/E」をお借りすることができたので、詳しく確認してみよう。

フルHDのIPS液晶を採用した15.6型G-GEAR Note「N1562J-710/E」

G-GEAR Note「N1562J-710/E」試用機スペック

型番 G-GEAR Note N1562J-710/E
液晶 15.6型 フルHD(1920×1080ドット)ノングレアIPS液晶(LEDバックライト)
CPU Intel Core i7-4710MQ 4コア/8スレッド(定格2.5GHz、TB時最大3.5GHz)
チップセット Intel HM87 Express
メモリ PC3-12800 DDR3L SO-DIMM 8GB (4GB×2)
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 960M / 2GB、Intel HD グラフィックス 4600 / メインメモリからシェア
ストレージ crucial製 M.2 SSD 256GB (シリアルATA対応)、WesternDigital製 HDD 500GB (シリアルATA対応)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書込み対応)
カードリーダー SD/SDHC/メモリースティック対応カードリーダー
内蔵カメラ HD画質
ネットワーク 有線:1000BASE-T、無線:IEEE802.11b/g/n対応無線LAN + Bluetooth 4.0
OS Windows 8.1 Update (64ビット版)
外部端子 ヘッドフォン出力/マイク入力兼用端子×1、USB3.0×2、USB2.0×2、HDMI×1、VGA×1
外形寸法 W380×D262×H31.5mm (折り畳み時)
重量 約2.5kg(※バッテリー含む)
価格 145,584円(税込・2015年6月下旬現在)

ゲーミングノートらしいブラック&レッドの筐体

まずはその特徴的な外観をチェックしていこう。「N1562J-710/E」は、各社のゲーミングマザーボードなどの影響ですっかりゲーマー向けモデルとして定着した赤と黒を基調としたデザインを採用している。天板や電源ボタン、キーボードやタッチパッドには赤いLEDが内蔵されており、電源を投入することで全体が赤く輝く。このクールな演出は所有感を満たすと同時に、暗い場所でゲームをプレイする際のキー視認性向上効果が期待できるだろう。その派手な外観に負けないようサウンド面にも力が入れられており、ステレオスピーカーのほか、本体底面にサブウーファーを搭載。別途スピーカーを用意せずとも、迫力のある重低音と伸びのある高音を再現可能だ。

N1562J-710/Eの天板。大きなLEDが内蔵されており、電源投入時には赤いラインが点灯する

N1562J-710/Eの底面。4つのゴム足が本体を支えている。中央部のひし形のスリットはサブウーファー

電源ボタンはキーボード左上に配置。赤い三角形はステレオスピーカーとなる

キーボードやタッチパッドにもLEDバックライトが埋め込まれている

本体側面にもブラック&レッドのゲーミングデザインが採用されており、通気口、DVDスーパーマルチドライブにあたる部分が赤く塗装されている。USB端子は左にUSB3.0、右がUSB2.0を搭載。これは、右側にマウスを接続すると想定した構成だろう。左側面のHDMI端子、VGA端子からは同時に映像出力を行うことができ、「Matrix Display」による3画面表示に対応している。さらに液晶ディスプレイ上部にはHD画質のWebカメラと2基のデジタルマイクを搭載。SkypeやTeamSpeakなどによるボイス/ビデオチャットをすぐに利用可能だ。

本体右側面の様子。オーディオ入出力、USB2.0×2、DVDスーパーマルチドライブ、ケンジントンポートを搭載している

本体左側面の様子。インタフェースはUSB3.0×2、HDMI端子、ギガビットLAN端子、排気口を挟んで、電源コネクタとなる

液晶ディスプレイ上部にはWebカメラとデジタルマイクを搭載。クリアな音質でボイス/ビデオチャットを楽しめる

液晶ディスプレイ底部にもゴム足が取り付けられており、本体を開くと後方が若干浮き上がる