「GX7J-A63/4KE」の総合的な性能をベンチマークで確認

3Dゲームでの性能を測る前に、「G-GEAR GX7J-A63/4KE」カスタマイズモデルの基礎性能を計測しておこう。まずはWindows 7の動作の指標となる、Windows エクスペリエンス インデックススコアからだ。一言で言って、素晴らしいスコアだ。プロセッサとメモリの値はともに"7.8"と上限に近い値となっており、さらにグラフィックス2項目とプライマリ ハードディスクの値は最高値である"7.9"。CPU、メモリ、グラフィックスカード、SSDそれぞれがしっかりと性能を発揮していることが確認できた。

「G-GEAR GX7J-A63/4KE」カスタマイズモデルのWindows エクスペリエンス インデックススコア

また、PCの総合的な性能を測定するFuturemarkのベンチマークテスト「PCMark 8」においても非常に高いスコアを実現しており、全体的に穴が無い。あわせてSSD単体の速度を「CrystalDiskMark」で測ってみたが、こちらもシーケンシャルリードが500MB/sを超えており、SATA3.0の限界に近い値となっている。Windowsを利用するうえでの障害はほぼないと言って良いだろう。

「PCMark 8 Home accelerated 3.0」のベンチマーク結果

「CrystalDiskMark 3.0.3 x64」によるSSDのベンチマークの結果

3Dゲームに対応したベンチマークソフトを試す

それでは、4K解像度での3Dゲームベンチマークテストに移ろう。ここからは、GeForce GTX970単体の結果だけでなく、SLI構成の数値も合わせて記載していく。最初は、定番のFuturemark「3DMARK」のFire Strikeからテストを開始することにしよう。「3DMARK」は、昨年10月にハイエンドPC向けテスト「Fire Strike」に、4K解像度に対応した新たなプリセット「Fire Strike Ultra」が追加された。今後の4K環境のテストにおいても、変わらず定番テストとして動作の指標となりそうだ。結果は、シングルGPUでもかなりの検討を確認できた。これがGeForce GTX970の実力というものだろう。SLI構成ではさらに大きくスコアが伸び、Ultraでも“4500"を超える高いスコアを実現している。この後のテストが期待できそうだ。

GeForce GTX970による「3DMARK」Fire Strike 1.1/Fire Strike Extreme 1.1/Fire Strike Ultra 1.1の結果

GeForce GTX970 SLI構成による「3DMARK」Fire Strike 1.1/Fire Strike Extreme 1.1/Fire Strike Ultra 1.1の結果

次に、公式にベンチマークテストが用意されている2つのゲームタイトルを試してみよう。