SSDの空き容量は2.4倍以上に増加
今回のLaVie Zには、標準で256GBのm SATA SSDが搭載されていたが、それを500GBの840 EVO mSATAに換装してみた。総容量だけを比較すると2倍弱の増加だが、実際にはOSやアプリケーションなどで占有される領域があるため、空き容量を比較すると換装前が「175GB」、換装後は「423GB」と2.4倍以上に増えている。
このように、大容量SSDへの換装は、元のSSD容量が小さい場合は特に、利用可能な空き容量が大きく増加する。128GB SSD搭載Ultrabookを使っていて、残り容量が心許ないというユーザーは、250GBの840 EVO mSATAに換装するだけでも、非常に快適になるのでおすすめだ。
今回は換装手順の解説を主な目的としたので、パフォーマンスについては以前の記事を見ていただきたい(『mSATA版の高速SSD「Samsung SSD 840 EVO mSATA」が登場 - NUCやBRIXなどの超小型PCに最適か』)。参考までに、換装前と換装後のCrystalDiskMark 3.0.3aの結果を比較してみた。換装前のシーケンシャルリードは485.5MB/s、シーケンシャルライトは453.9MB/sだが、換装後のシーケンシャルリードは530.3MB/s、シーケンシャルライトは498.8MB/sに向上している。換装前のSSDも決して遅くはないのだが、最新の840 EVO mSATAは、SATA 3.0の限界に近いパフォーマンスを出しており、より快適な動作が期待できる。
mSATA対応SSDを搭載したUltrabookを使っていて、SSD容量不足に悩まされている人にとって、最大1TBまでのラインナップが用意されている840 EVO mSATAは待望の製品といえる。メーカー保証外の行為とはなるが、mSATA対応SSDなら基本的に相性問題などが生じる可能性は低いため、挑戦してみる価値はあるだろう。
(マイナビニュース広告企画)
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