大型のディスプレイを会議室や打ち合わせスペースに設置し、プロジェクター代わりに使うケースも多い。U2711はそうした使い方にも十分対応できる。ポイントは、インタフェースの豊富さだ。
HDMI、DisplayPort、VGA、DVI-D×2、コンポーネントビデオ、コンポジットビデオと入力端子が非常に多彩であるため、多くの機種が自在に接続できる。打ち合わせスペースでPCだけでなく、AV機器を素早く接続して使えるのは便利だ。さらに、デスクでこれを使っているのならばプロジェクトメンバーが集まってちょっとしたミーティングを開くのにも活用できる。
背面に多彩なインタフェースを配置。HDMI、HDCP対応DVI-D×2、DisplayPort、VGA、コンポーネントビデオ、コンポジットビデオ、USB 2.0アップストリーム×1、USB 2.0ダウンストリーム×2、Dellサウンドバー用DC電源コネクタ端子がある |
こうした利用方法において重要なポイントになるのが、IPS液晶を採用しているということだ。視野角は上下左右178度と、限りなく真横からでも見える。しかもIPS液晶であるおかげで、画面内容が認識できるぎりぎりの位置から見ても、色の変化が非常に少ないのだ。どの位置からでも表示内容をきれいに、はっきり認識できることで、クリエイティブな分野でのミーティングなどにも威力を発揮するはずだ。応答速度も6ミリ秒と十分で、映像を大人数で確認したい場合などでも快適に利用できる。