アニメ『四畳半神話大系』

まず最初に紹介されたのは、2010年4月22日(木)より放送開始となる『四畳半神話大系 (よじょうはんしんわたいけい)』。森見登美彦氏の「四畳半神話大系」(太田出版、角川文庫刊)を原作とする本作は、監督を湯浅政明氏、シリーズ構成をヨーロッパ企画の上田誠氏、キャラクター原案を中村佑介氏、キャラクターデザイン・総作画監督を伊東伸高氏が務めるほか、アニメーション制作をマッドハウスが担当する。

『四畳半神話大系』は2010年4月スタート。「四」の字がちゃんと"四畳半"に!
イラスト/中村佑介
(C)四畳半主義者の会

■『四畳半神話大系』ストーリー概要
"薔薇色のキャンパスライフ"を夢見る、誇り高き三回生の「私」。しかし現実はほど遠く、実り少ない二年間が過ぎようとしていた。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。
いっそのこと、ぴかぴかの一回生に戻って大学生活をやり直したい!
もし、あの運命の時計台前で、映画サークル「みそぎ」に入らず、ほかの道を選んでいれば、、、、
もし、あの運命の時計台前で、奇想天外な弟子募集に応じず、ほかの道を選んでいれば、、、、
もし、あの運命の時計台前で、ソフトボールサークル「ほんわか」に入らず、ほかの道を選んでいれば、、、、
もし、あの運命の時計台前で、秘密機関〈福猫飯店〉へ入らず、ほかの道を選んでいれば、、、、

迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、不毛と愚行の青春奇譚。

記者発表会では、まずオープニングテーマ「迷子犬と雨のビート」をASIAN KUNG-FU GENERATION、エンディングテーマ「神様のいうとおり」をいしわたり淳治 & 砂原良徳 + やくしまるえつこがそれぞれ担当することが発表されたほか、主人公の「私」役を浅沼晋太郎、明石さん役を坂本真綾、小津役を吉野裕行、樋口さん役を藤原啓治、城ヶ崎先輩役を諏訪部順一、羽貫さん役を甲斐田裕子といったキャスティングも明らかにされた。

「私」
浅沼晋太郎

明石さん
坂本真綾

小津
吉野裕行

樋口さん
藤原啓治

城ヶ崎先輩
諏訪部順一

羽貫さん
甲斐田裕子

香織さん

相島先輩

『四畳半神話大系』では、PVの紹介に「ARギミック」を使用。AR三兄弟の長男・川田十夢氏が、紙芝居風にARマーカーを示していくと、スクリーンには浅沼晋太郎のナレーションにあわせて文字が流れ出し、『四畳半神話大系』の「四」の部分がキューとなって、プロモーション映像が上映された。

AR三兄弟の四畳半紙芝居

ARマーカーを示すと浅沼晋太郎のナレーションにあわせて画面に文字が流れ出す

ARマーカーを傾けると、それにあわせて文字も傾いて流れる

「四」を合図にプロモーション映像がスタート

『四畳半神話大系』は2010年4月22日(木)よりフジテレビ"ノイタミナ"にて放送スタート。放送時間は、毎週木曜24時45分より。そのほか、関西テレビ、東海テレビ、BSフジでも放送される。

『四畳半神話大系』の背景画

(次ページでは『さらい屋五葉』を紹介)

(C)四畳半主義者の会