ディスプレイもスピーカーも高性能化

画面サイズは6.6型から6.7型にわずかに大型化。解像度もQuad HD+(1,440×3,120ドット)なので、WUXGA+(1,260×2,730ドット)から高解像度化しています。10億色表示やピーク輝度2,000nitは同じですが、全白輝度が1.5倍以上という1,000nitになっている点も違いです。

画面サイズが大きくなり、前述の通り大きな円形のカメラ部を備えるため、全体的に大ぶりのボディです。とはいえ本体サイズは約H162×W78×D9.3mm、約229g。従来が約H161×W77×D9.3mm、約203gだったので、サイズはほぼ同じと考えていいでしょう。重さは重くなったことを感じる差です。

  • 本体正面

    本体正面。ディスプレイは少し大きくなっていますが、本体サイズはほぼ同じです

  • 本体背面

    背面のカメラの存在感は、ライバルの「Xiaomi 14 Ultra」に負けていません

  • 片手での操作

    大画面なので片手での操作は難しいのですが、動画などでの利用は快適です

ディスプレイの性能は高く、動画、ゲームの利用にも問題は感じませんでした。スピーカーも「フルメタルBOXスピーカー」を採用。ステレオスピーカーという点は変わりませんが、BOX構造にしてレシーバー側をフルメタルにしたことで音質が向上したと言います。実際、音を大きくしても割れることなく迫力のある音質を体験できます。高解像度化を含めて、高精細な4K映画などもさらに楽しめるようになりました。

  • ディスプレイの表示設定

    アプリごとにディスプレイの表示をカスタマイズできます。ゲームなどに適しています

  • 空間オーディオの設定

    空間オーディオにも対応

  • 本体右側面

    本体右側面。シャッターボタンが特徴です

  • 本体左側面

    左側面はフラット

  • 天面

    天面は何もありません

  • 底面

    底部にはUSB端子とSIMカードスロットがあります