4月28日に37歳の誕生日を迎えたひょっこりはん。今後、芸人としては“ひょっこり芸”を生かした新たな挑戦を考えており、子供たちと触れ合う企画を計画中だという。
「営業とかに行くと、5、6歳の小さい子供も『ひょっこりはん』と言ってくれるんです。2018年の時には生まれてなかった子も楽しんでくれているので、子供も好きですし、そういう子たちに向けてやりたいなと。今、保育園を巡る企画ができないかマネージャーさんも動いてくれていて、そういったことができたらいいなと思っています」
また、海外への挑戦も見据えている。
「言葉がいらず海外の人にも通じる芸だと思っているので、海外に向けてもやっていきたいなと。外国人に向けてネタをするというライブにもよく出させてもらっていて、英語を使ったネタをやっているので、そこで揉んで、海外でライブをしたり、『ゴット・タレント』などのオーディションにも挑戦したいなと考えています」
海外の人にも笑ってもらえるように今ネタを調整している段階で、そこがクリアできたらオーディションに挑戦する予定だという。
「“ひょっこりはん”って日本語として絶妙だと思っていて、ひょっこりはんだから顔を出すというのが説明しなくても伝わりますが、海外だと“ひょっこり”と言ってもわからない。海外に向けて今ネタを調整していて、そこがクリアできたら挑戦したいなと。最近わかりやすくひょっこりを連発したり、音を変えてみたら反応が変わってきていて、ライブを見た外国人の方から『素晴らしかった』というコメントも届いてうれしかったです」
苦しい時期を乗り越え、しっかりと前を向いているひょっこりはん。「しんどい時期もありましたが、ここ1、2年で吹っ切れて、精神的に整ってきた感じがあります。人としても芸人としても成長できている気はするので、これからも目の前のお仕事や目の前のお客さんを大切に。そこと向き合うことで自分を取り戻すことができたので、これからも直接笑いを届けられる場を軸に頑張っていけたらと思います」と笑顔で語ってくれた。
1987年4月28日生まれ、滋賀県出身。早稲田大学卒業後、2012年に18期生としてNSC東京校に入校。お笑いコンビ・ダイキリとして活動していたが2016年に解散し、同年よりピン芸人として活動を開始。2018年元日に放送された『おもしろ荘』(日本テレビ)をきっかけにブレイク。「Yahoo!検索大賞2018」のお笑い部門賞を受賞し、「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされた。近年は俳優としてドラマや舞台にも出演しており、7月から舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でロン・ウィーズリー役を務める。