プライベートでは、2019年10月に一般女性の“ひょっこりちゃん”との結婚を発表し、2020年8月に第1子となる男児、2022年9月に第2子となる女児の誕生を報告。2児のパパとして子育てにも奮闘中だが、子供をあやす際に“ひょっこり芸”も使っているという。
「やると泣き止みますよ! 子供ってできることが限られていて、ひょっこりは子供でも真似しやすいし楽しいから、キャッキャ言いながらいろんなところからひょっこりしています。自分の芸で笑ってくれるのはうれしいですね。子育てしている方から『ひょっこりはんって言うと子供が泣き止むので助かってます』というコメントをもらうこともあります」
父親になり、子供たちに向けてネタを披露したいという思いは増したという。
「幼稚園児にはこういう働きかけをしたらいいんだとか、子供ってこういうものなんだということがわかってきて、それは芸人としてもプラスになるんじゃないかなと。ただネタを披露するのではなく、もっと子供たちに歩み寄って接していけたらなと思っています」
また、芸人としてしんどい時期も家族の存在に助けられたと感謝している。
「仕事のことを考えていても、子供がうんちをしたら半強制的に中断しないといけないですし、子供と遊ぶときは目の前の子供としっかり向き合って遊び、それが終わったら仕事をするというメリハリができて、メンタル的にも助けられている気がします」
父親になって生活のリズムも整ったという。
「仕事がない日は朝8時とか9時に子供を保育園に送りに行っていて、それまでに絶対起きないといけないので、生活リズムを整うんです。グダグダ悩んで朝3時とか4時まで起きて寝不足になることも以前はありましたが、子供がいることで夜ちゃんと寝るというリズムが作られました」
そして、父親になってから、「子供に恥ずかしくない生き方をしなきゃいけない」と、より気が引き締まったと語る。
「子供にとって転機になるようなタイミングが来ると思いますが、そういう時にしっかり背中を見せて、子供にプラスになるような働けかけができるように。そのためにしっかりしなきゃいけないなという気持ちがあります」
パパがひょっこりはんだということは子供たちもわかっているそうで、「自分の本も家にあって、それを見て『パパ! パパ!』と認識していますし、テレビに出ていると反応します」とのこと。「子供も楽しめる芸風だから、これがパパのお仕事だよと言いやすかったのかもしれません」と話した。