――7月7日からサイン会ツアーが始まります。池谷さんは先ほどサイン会ツアーを「夢」だったとも話していましたが、いつ頃からやりたいと思っていたのでしょうか。
池谷:「サイン会0人」のリベンジをした頃に、全国でやってみたいという話をしたら、マネージャーさんが本当にやる感じで動いてくれて、20周年にあわせて本当にできることになって、吉本にいてよかったなと思いました。
高木:ほかの芸人がやってないことをやりたいなという思いがあり、サイン会ツアーはみんなやってないと思うので、いい20周年になるのではないかなと思っています。
――たくさんの方に来てもらいたいですよね。
高木:そうですね。でも、0人も楽しめる体になっているので、そういう日があってもいいかなと(笑)
池谷:中途半端が一番嫌ですね。
――サイン会ツアーで楽しみにしていることを教えてください。
池谷:全国にいるジョイマンファンに初めて対面で会えるのが楽しみです。町田でやったときに、「なんだこいつ」を言ってくださいという人がいて、大きい声でその人に向かって「なんだこいつ」って言ったら、目を閉じて聞いていたんです。声ファンもいるんだと(笑)。いろんな人がいると思うので、そういう人たちに会うのが楽しみです。
――一人ひとりの希望に応じられるのはサイン会ならではですね。
高木:各々好きなラップがあるみたいで、「これ言ってください」と言われてそれを言ったら「これからも頑張れます」と言ってくれて。ちょっと心の栄養になっているのかなと感じたので、今回もいろんな人にいろんなラップを言いたいです。なんでそのラップが好きなのかというのも聞いてみたいですね。
――再びたくさんの人たちの心をつかんでいますが、この先はどうなっていきたいと考えていますか?
高木:今までもそうなんですけど、あまり目標を持たない方がいいほうに転がるんです。「これやりましょう」と誰かが言ってくれたことに乗っかっていったほうがいい結果になる。選択肢が2つあったら面白いほうに行くということだけ決めておけば、どう流されても面白くなると思うので、これからも流されまくろうかなと。
――30周年のときにこうなっていたい、ということもあまり考えず?
池谷:そうですね。ふわっと、今の仕事の量がずっと続いたらいいなぐらいです。流され力はあると思うので。2人とも面白いほうに行くことが好きなので、そんな感じでこれからも流されていていいのかなと思います。
――そして、これからも自分たちのネタを飽きずにやり続けると。
高木:自分のネタに飽きないというのは本当に大事だと思いますね。僕らも飽きた時期がありましたけど。
池谷:絶対に1回飽きるんですけど、そこからどう面白がれるか。面白がる力が必要だと思います。
――最後にファンの方にメッセージをお願いします。
池谷:初めての全国サイン会ツアーでどうなるかわかりませんが、全力で頑張りますので、よかったら遊びに来てください。僕個人としてはデカ盛り食べ続けるので、それも楽しみにしていただけたら。いつかギャル曽根さんに勝ちたいと思っています!
高木:サイン会ツアーが終わるまで体調に気をつけて、みんなにいいラップを届けられるように、頑張るスペインバル!
高木晋哉(1980年08月18日生まれ、神奈川県出身)と池谷和志(1981年02月18日生まれ、神奈川県出身)によるお笑いコンビ。2003年4月結成。2007年より『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ)に出演し、“クセになる脱力系ラップ”のキャッチコピーでブレイクするも、2014年に東京・町田モディで開催したサイン会では屈辱の来場者0人を記録。2022年に同所で再びサイン会を開催し、整理券100枚完売の大盛況となり、リベンジに成功した。
【東京】TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢(7月7日・8日)、【大阪】梅田 蔦屋書店(8月18日・19日)、【愛知】TSUTAYA BOOKSTORE 則武新町(8月20日)、【広島】広島 蔦屋書店(9月9日)、【福岡】TSUTAYA BOOKSTORE マークイズ福岡ももち(9月10日)、【北海道】函館 蔦屋書店(10月7日)、【神奈川】TSUTAYA BOOKSTORE 川崎駅前店(10月8日・9日)にて開催。オリジナルサイン色紙の購入でサイン会に参加できる。参加時間帯別の整理券予約(詳細は各会場の予約ページ参照)