メインキャストとして、犀原率いる闇金・ライノーローンのメンバーに新しく加わる硲悠斗役の宮世琉弥が参戦し、犀原の右腕である村井役はマキタスポーツが続投する。
2人との共演について「最高のメンバーでした。本当に面白い2人で、カメラが回っていないところでずっと笑っていました。2人ともムードメーカーでただただ楽しかったです。大好きです」と感謝の思いを込め、「マキタさんは私が大変にならないように気を使って常にサポートしてくださいました。宮世くんは18歳というのが信じられないですね。周りがすごく見えている方で、何回人間やってきたんだろうっていうくらい精神年齢が高くて。カメラが回るとスッと役に入るのでハリウッド俳優みたいって思いました」とも話した。
また、ライノーローンから金を巻き上げるケツモチで、若琥会若頭の熊倉役を光石研が続投。犀原の最大の宿敵となる象山彪(きさやまたけし)を野村周平が演じ、闇金に手を出し追い詰められる債務者たちを古畑星夏、勝村政信、岡崎体育が演じる。
高橋は「光石研さんや債務者の方とのお芝居も面白くて、彼らとお芝居したり、彼らのお芝居を見るのがすごく楽しかったです。光石さんもライバル役の野村さんも面白すぎて、笑いをこらえるのが大変でした。皆さん達者な方たちで、何が来るかわからないという面白さがありました」と語る。
大変だったことは「直前のセリフ変更」とのこと。「台本はあるのですが、ほぼ変わります。ないときのほうが珍しいです。現場について紙がひらひら~って来るんです。テストでは言えないんですけど、本番だけなぜかうまくいくんです。集中力との戦いですごく鍛えられました」
大変ではあっても、セリフ変更に不満は全くなかったという。「常に変わったあとのほうが面白いんです。天才だなと。だから納得して、やるしかないと思えるんです。なんの文句もないです」と制作陣をリスペクトしている。
本作で女優として得たものを尋ねると「ご縁ですね」と答え、「キャストの方もスタッフの方も、本当に支えてもらったので、ご縁と愛情に恵まれていました」と感謝。また、「スキルでいうと、セリフを一瞬で入れてアウトプットする集中力ですかね。ほかの現場に行くと、すごくリラックスしてのびのびとできるんです。ちょっとセリフ変更があっても、これくらい全然大丈夫ですっていうくらい鍛えられました(笑)」と語った。