――お二人それぞれにとってのヒーローも教えてください。
盛山:いっぱいいますけど、FUJIWARAさんがきっかけで芸人を目指して、いまだに藤本(敏史)さんと原西(孝幸)さんを見ると、心の中で「フジモンや!」「はらにっちゃんや!」って思いますね。最近、藤本さんに誘ってもらって飲みに行かせてもらったんですけど、腹ちぎれるほど笑いました。ほんまにあのまんまなので。
リリー:僕はヒデ(中田英寿)かもしれません。中学・高校のとき、めっちゃ追っかけていた気がします。試合を全部見て。だから会いたいです!
――ヒデさんから影響を受けたことは?
リリー:海外に出て、日本と海外の架け橋みたいになられたので、マジでかっこいいなと思います。後輩にめっちゃ夢を与えたと思う。そういうのは真似していきたいなと。世界進出も考えています。
盛山:そうなん!?(笑) サッカーでいうと、最近の僕のヒーローは久保(建英)くんですね。ずっと応援しています。日本人初のレアル・マドリードの選手ですごいなと。久保くんを追いかけています。
――最後に今後についてどう思い描いているか教えてください。
リリー:時代がどうなるかわからないですけど、僕らが発信できる側になりたいです。冠番組もやりたいですし、現代に合わせたやり方もしたほうがいいのかなと。オンラインサロンとか、現代の売れ方をしていかないと絶対に置いていかれると思うので。
盛山:天下を取りたいですね。天下も定義が難しいですけど、千鳥さん、かまいたちさんを追いかけていきたいです。
――今年の『M-1』はどうされるのでしょうか。
盛山:どうするんですかね。それはまだわからないです。
盛山晋太郎(1986年1月9日生まれ、大阪府出身)とリリー(1984年6月2日生まれ、岡山県出身)によるお笑いコンビ。NSC大阪校29期出身。2007年5月結成。『M-1グランプリ』では2018~2020年の3年連続で決勝に進出し、2020年は3位に。現在、冠番組の『見取り図じゃん』(テレビ朝日系)をはじめ、『ノブナカなんなん?』(テレビ朝日系)、『ラヴィット!』(TBS系・水曜レギュラー)などにレギュラー出演中。