――本作に参加して学べたことや成長できたなと感じていることを教えてください。
佐藤:学んだことしかないです。一番の学びは、現場って大変なんだなと。監督はもちろん、助監督もアシスタントの方も、カメラマンさん、照明さん、音声さん、メイクさん、スタイリストさん、全員が大変なんだなと主演をやらせていただいたことで感じました。最初から最後まで現場にいて学んでばかりでした。
曽田:僕も主演で入らせていただき、学ぶことが多い現場だったなと思います。でも、楽しんでいた部分が多いかもしれないです。撮影中はそんな余裕なかったですけど、振り返ってみると楽しかったな、もっとやりたいなと。
――この作品に参加して人生観や恋愛観に変化はありますか?
曽田:幸せについて考えるようになりました。何をもって幸せなんだろうというはすごく最近考えていて、今お母さんの幸せはなんなんだろうとか、人の幸せも自分の幸せも考えています。
――それは、幸多の影響でしょうか?
曽田:そうかもしれません。ふとしたことで幸せなことってけっこうあるんですよね。その小さな幸せを見つけられることは人としてすごく素敵なことだなと思うようになりました。
――先ほど佐藤さんもその大切さをおっしゃっていたので、お二人とも共通していますね。
佐藤:そうですね。この作品に参加したことによる変化としては……自分が生きていくので精一杯な世の中で、直哉は自分のことをほっぽり出して他人のために全力になれる人物で、僕ももっと周りを見てみようかなと考えるようになりました。周りを見ることによって小さな幸せにも気づけるのではないかなと。コロナによって不幸なことに目が行きがちですが、そういう細かいところに気を配れるようになりたいなと思いました。
――視聴者の方にも、小さな幸せを見つけることや周りを見る大切さを感じてもらいたいですね。
2人:そうですね!
1997年10月24日生まれ、島根県出身。2018年に始めたTikTokで人気を集め、映画&ドラマ『ホリミヤ』、ドラマ『家、 ついて行ってイイですか?』、『おしゃ家ソムリエおしゃ子!2』(2021)、『村井の恋』(2022)などに出演。
1996年6月11日生まれ、北海道出身。「laugh out loud」、「笑顔」をコンセプトにしたダンス&ヴォーカルグループ・lol-エルオーエル-のメンバーとして、2014年より活動。俳優としても活動し、舞台『熱海殺人事件 LAST GENERATION 46』(2019)、映画『星空のむこうの国』(2021)、ドラマ『liar』(2022)などに出演。