――お二人は不幸体質と幸運体質、どちらですか?
曽田:僕は不幸体質かなと。
――どういう時にそう感じますか?
曽田:前に住んでいた部屋の水場がすべて壊れてしまったとき。風呂、トイレ、洗濯機が壊れたんです。トイレに関しては噴水状態で、びちゃびちゃに。そこは幸多と似てますよね。でも幸多みたいな焦り方はしなかったです。人間、驚きすぎると「うわ~!」とかリアクションできないんですよ。
佐藤:ならないね。僕もトイレはなったことあるけど。
曽田:ですよね。1回夢かって思おうとする自分がいて。
佐藤:1回現実から逃げるよね(笑)
――佐藤さんは不幸体質と幸運体質、どちらですか?
佐藤:幸運ですかね。でも、幸運なことって記憶に残らないんですよね。人間は幸せを感じづらいので。
――それでも、佐藤さんは幸運だと感じていると。
佐藤:はい。昨日寝る前にお酒が飲みたくなったんです。でもコンビニちょっと遠いし、どうしようかなと思っていたら、冷蔵庫にビールが1本入っていて。ないと思っていたものがあって、これは幸運だなと!
曽田:それはうれしい!
――ささやかな幸せをちゃんと幸せに感じられるって大事ですよね。
佐藤:大事だと思います。人間って嫌なことはずっと覚えていますが、小さな喜びを感じることはものすごく大事なことだなと。
曽田:喜び研究家みたいですね。
佐藤:今研究しているんだよね。何に喜びを感じられるのか(笑)