■“素”を映したYouTube「学んでる意識はない」
――こうしてお話させていただいていても、「22歳の関西の子!」って感じなので、それがもっとたくさんの人に伝わればいいなと思います(笑)。素で言うと、昨年始められたYouTubeもリラックスした姿が素敵です。
YouTubeは私の休日を映像に収めてるだけで、元々は普通に趣味で始めた農業を「せっかくやし残そっか」と言ってカメラを回し始めたものなんです。それをオシャレに、私じゃなくてクリエイターさんがしてくれてるっていう(笑)。私はホンマに何も頑張ってないので、感謝しかないです。
――刀鍛冶の方から日本刀の文化や作り方を教わる動画も興味深く見させていただきました。やはり何かを学ぶことがお好きなんですか?
知りたいし面白いと思うから、お話を聞かせていただいているので、“学んでる”という意識はなくて。農業も、お野菜ももちろん好きなんですけど、“こういう思いでお野菜を作ってくれてるんや”とか、農家の方のお話がすごく好きなんです。
今日もこうやって取材していただくことで、その方のストーリーも見えるから、私もずっと楽しいですし、人の話を聞いて、人の営みを感じられることがすごく好きなんだと思います。
■大学卒業後の計画「勉強は続けていきたい」
――3月には大学を卒業されますが、卒業後に何か新たに計画されていることはありますか?
今年はまず、YouTubeの刀鍛冶の方から始まる日本の伝統工芸シリーズと真摯に向き合っていきたいと思っているのと、これはまだ具体的には計画をしていないのですが、勉強は今後も続けていきたいですし、それが何か形に残るといいなと思うので、何か資格を取りたいなと。
今までは、“現役大学生”の肩書きがあったからこそ出させていただいた番組も多かったと思うのですが、それがもうなくなるということはやっぱり、自分自身の力が試されていくことになっていきます。
それでも“任せたいな”と思ってもらえるように勉強を継続して、なおかつ何か資格を持っていたら「ここなら(専門的に)話せます」と言えて自信にもなるはずなので、そういう意味でも早めに方向性を決めたいですね。
――トラウデンさんが今後どのようなことに取り組まれるのか、楽しみにしています。では最後にフォトブックに関して、話し足りないことがもしあれば、読者の皆さんに向けてメッセージをお願いします。
実は一番好きなのが、一番後ろのページに載っている京都市の写真で、“そこまで見逃さないでください”ってポイントになってるんです(笑)。あとはフォトブックのカバーをめくった中の写真も好きなんで、ここも見逃さずにチェックしていただければと思います!
トラウデン直美
1999年4月21日生まれ、京都府出身のモデル、タレント。「ミス・ティーン・ジャパン」2013年度の大会でグランプリを獲得し、女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルとして、史上最年少の13歳でデビュー。2021年には同誌専属モデルとして在籍歴代最長記録を更新した。主な出演番組は、『日経ニュース プラス9』(BSテレ東)、『めざまし8』(フジテレビ系)、『ひるおび!』(TBS系)など。