■宮下草薙との関係性「ありがたい」
――新たな一面で言うと、宮下草薙さんとの鼎談では、トラウデンさんだけでなく、宮下さんと草薙さんの素顔も見られた気がしました(笑)。
宮下草薙さんとは1年半くらいずっとレギュラー番組でご一緒させていただいて、最初の頃はお互いよそよそしかったんですけど(笑)、多分ちょっと似てると言うか。お二人もきっと少し人見知りで、私もちょっと人見知りなので、最初は少し距離感があったと思います。
でも、ロケに一緒に行くうちに段々と仲良くなってきて。面白いのが、草薙さんが私のことをめっちゃ子どもだと思ってて、赤ちゃんに喋りかけるみたいに「トラちゃん、大丈夫?」って声をかけてくれるんです(笑)。
―― テレビの印象だと、草薙さんがかわいがられる側だと思っていたので、意外です! トラウデンさんの前では、お兄ちゃんなんですね。
宮下さんは友だちみたいにフランクに話してくださって、お二人とも私より年上なんですけど、そんな風に関係性を築いていただけるのはすごくありがたいです。
番組が終わってからはしばらく会えてなくて、すごく寂しくて……(フォトブックの企画で)呼んじゃいました(笑)。
――仕事にかこつけて(笑)。宮下さんがトラウデンさんと初めて会う前に、与党と野党どちら派かをしっかりと答えられるように予習していったというエピソードも面白かったですし、それに対するトラウデンさんの返しも秀逸でした。
あはは(笑)。そんな風に返せるのも、宮下さんと草薙さんが関係性を築いてくださったからこそです。
■「なんとでもなるわ!」の精神で
――お写真のページから、幼少期の思い出を振り返る企画、100問100答、ご両親へのインタビューと続いて、宮下草薙さんとの鼎談ページに来たときには、読者の皆さん、トラウデンさんのことが愛おしくて仕方なくなるんじゃないかなと。
嬉しいです。涙が出ちゃう(笑)。
――漠然とトラウデンさんのことを知っている人がこのフォトブックを見たら、余計にギャップを感じる気がしました。インタビューページでは、テレビでの姿と本当の自分に「葛藤は、まぁある」と話していましたよね。この仕事をしているとイメージがつくのは仕方ないことだと受け入れているのがすごいなと感心しました。
私も人のことをイメージで見てしまうこともありますし、それも人間だから仕方ないことなのかなって。だからこそ、フォトブックを見て、私のことを知っていただけたら嬉しいです。
前までは正直、“堅い人”って思われるのもすごく嫌で、家族や友だちからは「一生赤ちゃんやな」って言われてるのになって(笑)。
でも裏を返せば、そういうイメージを最初に持たれていたら、私のことを知ってもらった時に「なんや、意外と子どもやん〜!」って、親しみを持ってもらいやすくなるのかなと思いますし、今は「なんとでもなるわ!」と思っています(笑)。