◆Borderlands 3(グラフ17~23)
Borderlands 3
2K Games
https://borderlands.com/ja-JP/
ここからは実際のゲームを。まずはBorderland 3、設定方法はこちらのBorderland 3の項目に準ずる。全体的な品質は「ウルトラ」である。
平均/最大/最小フレームレート(グラフ17~19)を見ると2K~2.5Kで若干差が見られるが、平均フレームレート(グラフ17)を見る限り明確な優劣は付けにくい。
実際フレームレート変動(グラフ20~23)を見ても、2K(グラフ20)でCore i5-11600Kがややスパイクが多く、これが平均フレームレートを押し下げているものの、それを除くという程大きな差はない、という感じである。勿論もっと描画品質を下げれば多少バラつきが増える可能性はあるが、本来のGeForce RTX 3080の使い方からは外れる話であって、逆に言えば普通に使う限り差がない、ということになる。
◆Dirt 5(グラフ24~30)
Dirt 5
Codemasters
https://dirtgame.com/dirt5
設定方法はこちらのBorderland 3の項目に準ずる。Image Qualityは「Ultra High」とした。またフレームレートはOCATで取得している。
結果であるが、平均/最大/最小フレームレート(グラフ24~26)を見ると、Borderlands 3よりもっと差が少なく、グラフはちょっと太めの1本の棒といった感じになっている。フレームレート変動(グラフ27~30)も同じで、Dirt 5に関して言えば今回のCPUはどれを使っても差が無い、というのがここでの結論である。
◆Godfall(グラフ31)
Godfall
Counterplay Games Inc.
https://www.godfall.com/jp/
設定方法はこちらのGodfallの項目に準ずる。デフォルト画質は「最高」とした。
結果はまぁ見ての如くで、2Kのみ若干バラけるものの、概ね後は1本の線という感じになっている。強いて言えば、2Kの時のバラけ方がRocket Lake有利といえば有利だが、差はごくわずかでしかない。
◆Hitman 3(グラフ32)
Hitman 3
IO Interactive A/S
https://www.epicgames.com/store/ja/product/hitman-3/home
設定方法はこちらのHitman 3の項目に準ずる。デフォルト画質は「Ultra」とした。
こちらはGodfallよりもうすこしばらける度合いが大きい。なぜか群を抜いてCore i5-11600Kが低い結果になっているが、後は概ね同じという感じ。ただこれも強いて言えば(差は僅かだが)Ryzen 5000系が有利といえば有利な結果になっている。
◆Horizon Zero Dawn(グラフ33~39)
Horizon Zero Dawn
SIE
https://www.jp.playstation.com/games/horizon-zero-dawn/
設定方法はこちらのHorizon Zero Dawnの項に準じる。設定はクオリティ優先で測定を行った。フレームレートはOCATで取得している。
ここではもう少し性能が明確に分かれた。平均フレームレート(グラフ33)はもうCPU性能の差がそのまま、という感じになっており、Rocket Lakeがこれに続く感じである。ここでもなぜかCore i5-16600Kがやや低めなのは何故なのだろう?最大フレームレート(グラフ34)もそんな感じである。最小フレームレート(グラフ35)はCore i9が盛り返している感があるが、全体として大きな差とは言えないもの、Rocket LakeはややRyzen 5000に追いつけていない感じだ。
これはフレームレート変動を見ても明らかで、3K~4K(グラフ38・39)はほぼすべてが綺麗に重なっている感じだが、2K/2.5K(グラフ36・37)はRyzen 5000系2製品がフレームレートの上の方を維持してる感じが明確である。相性の問題という話なのかもしれないが、Intel系にはやや辛いベンチマーク結果となった。