144Hz駆動のディスプレイを大きく上回るヌルサク感を味わえる!
さて、最後にリフレッシュレート300Hz、応答速度3msという15.6型フルHDディスプレイの恩恵を受けられるのか、実際に最新ゲームで試してみましょう。今回は「Apex Legends」と「PUBG」を最高画質に設定して、フレームレート計測ツール「CapFrameX」で実際のフレームレートを計測してみました。
結果は「Apex Legends」の最大フレームレートが302.8fps、平均フレームレートが160.7fps、最小(1%)フレームレートが77.0fps、「PUBG」の最大フレームレートが189.5fps、平均フレームレートが154.3fps、最小(1%)フレームレートが114.1fpsとなりました。どちらも平均フレームレートで144fpsを超えていますね。
特に「Apex Legends」のフレームレートでグラフを見てみると、200fps付近で推移している箇所もあります。そのシーンでは144Hzのディスプレイを大きく上回るヌルサク感を味わえているわけです。
選ばれし動体視力を備えていなくても、ユーザー体験で恩恵を受けられる
144Hzを超える240Hz、300Hzという領域を有効活用できるゲーマーはごく一部でしょう。実際に筆者は300Hzディスプレイを搭載する「PT515-52-A73Y8」を使っても、勝率はほとんど上がらないと思います。
しかし、筆者を含めアマチュアゲーマーは勝つことだけがすべてではありません。ゲーム空間で現実と同じようにカクツキや遅延のない光景を見られることは、ゲームへの没入感を大きく高めてくれます。
選ばれし動体視力を備えていない筆者のようなヌルいゲーマーでも、ユーザー体験において300Hzディスプレイは大きな恩恵を与えてくれるというのが率直な感想。Predator Triton 500はシリーズ内の価格が非常に接近しているので、予算が許せば最上位モデルの購入を強くオススメします。