短所を活用した自己PRの例文集

ここからは、短所を活用した自己PRの例文をいくつか紹介します。文章の長さは300字程度が面接に適した長さです。履歴書に利用する際は、もう少し短くして調整しましょう。

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    短所を活用した自己PRの例文集

アルバイト経験を利用した例文

私の短所は人見知りでなかなか人に話しかけられない点です。

子どものころから交友関係を広げることが苦手で、仲のいい友だちが少数しかいない状態が大学入学まで続いていました。

しかしこのままではいけないと考えた私は、思い切ってチェーン系のカフェでホール担当としてアルバイトを始めることにしました。最初のうちはなかなか慣れず、つらい思いをしましたが、バイトの先輩たちが優しく励ましてくれ、くじけずにバイトを続けました。

その結果、1年後には店長にも認められて時給が20円アップしました。さらにお客様からは「いつもにこやかに対応してくれて気持ちがいい」と褒めていただけるほどに成長しました。

アルバイトでの経験を活かし、御社でも営業職として明るく丁寧なコミュニケーションを心がけ、売り上げに貢献したいと考えています。

学生生活での経験を利用した例文

私の欠点は、つい人の世話を焼きたがる点です。

大学1年のとき、私は親友から「私のことを放っておいてくれ」と言われてショックを受けました。

人のために役に立つことの意義を問い直すため、私は地域のボランティア活動に参加しました。活動を通じて、求められるときに必要なサポートをしないとその行為は相手の邪魔になってしまうということを学びました。

この経験を通して、私は人との距離感を学びなおし、親友とは良好な関係を取り戻しました。またボランティア活動も順調で、今では新人の指導に当たっています。

御社では一般事務の担当を希望しますが、この経験を活かして配属部署の社員が気持ちよく働ける環境を作ることで御社に貢献したいと考えます。

趣味を利用した例文

私の短所はせっかちなことです。

趣味は旅行ですが早とちりが多く、時刻表の読み間違いで乗り継ぎに失敗しそうになることが多々ありました。現地でリカバリーが利くこともありますが、過疎地域では電車が1日数本しかなく、1回の乗り継ぎ失敗で予定が大きく狂ったこともありました。

私は対策を検討して計画を組んだ後は次の日に見直し、間違いがないかチェックするようにしました。乗り換え案内のアプリを利用して予定を組み、公式サイトの時刻表をチェックするよう、確認手段も変えました。

この対策を実践してから、旅行で乗り継ぎミスはなくなりました。

この経験を活かし、御社でもスピード感を保ちつつミスのない仕事で貢献する所存です。

のんきな短所を長所に置き換えた例文

私の短所はのんきなことです。コンビニでアルバイトをしていましたが、バイトの先輩には「もう少しテキパキ動いてもらえない?」と何度か指導を受けるほどでした。

しかし接客面ではこののんきさがストレス耐性として働き、意外と役に立ちました。

常連客のなかには、クレーマータイプの人が何人かいました。私はいつもクレーマー対応に回されます。何を言われてもニコニコ対応をする私に、お客様は何だか拍子抜けするようです。

バイトに入って1年経過したころ、常連客はクレームを寄せなくなりました。新規客でクレーマーはいますが、私が対応をして特に問題は起こっていません。

このストレス耐性を活かし、御社でもお客様対応でお役に立てればと考えています。

理屈っぽい短所を長所に置き換えた例文

私の短所は理屈っぽさです。兄と喧嘩をしたときはいつも口で勝っていて「お前はめんどくさい」と言われたほどです。

大学では情報工学でIoT技術の研究を進めています。研究では、私の理屈っぽさを論理的な思考ができる長所として活かすことができ、さまざまな実験で役立ちました。

例えば、システムの不具合調査を私は得意としています。なぜ動かないのか、原因をひとつひとつ確認し、不具合の発生場所を少しずつ特定していく過程はとても得意な作業です。

私の研究は教授にも認められ、卒業論文のテーマとして大がかりなシステム構築に現在取り組んでいるところです。

この論理的な思考を御社でも発揮して、次世代の主役となるシステムを開発するべく貢献する所存です。

前職での経験を利用した例文

私の欠点は、周囲に流されやすい点です。

チームで仕事を進めているとき、問題に気づいても、周囲の仕事を増やすのではないかと気になり口に出せませんでした。しかし、あるとき私が指摘しなかった点が大問題に。「やはりこのままではいけない」と感じ、私は行動を変えることを決意しました。

それ以来、私は疑問に感じたことは意見として出し、問題提起をするよう心がけました。また、他人の意見も聞いて折衷案を提示するようにも意識しました。

その結果、私のチームではその後3年間問題が起こらず、利益も3年間で通算30%アップしました。

この経験を活かし、御社でも技術部門のサブリーダーとして高品質の製品づくりに貢献したいと考えています。