◆F1 2018(グラフ16~18)

Codemasters
http://www.codemasters.com/game/f1-2018/

後継のF1 2019が米国時間の6月28日発売ということで、念のためにF1 2018も実施してみた。設定方法はこちらの記事のものに準ずるが、設定そのものは

Anti-Alias:TAA
Anisotorophic Filter:16x
Detail Preset:Ultra High

としている。

さてまず平均フレームレート(グラフ16)だが、まぁグラフが綺麗に重なっている感じである。Ryzen 7 3700XはちょっとCore i9-9900Kを下回るが、Ryzen 9 3900Xは僅かとは言えCore i9-9900Kを凌ぐ結果になっている。この傾向は最大(グラフ17)/最小(グラフ18)でも同じである。

◆F1 2019(グラフ19~21)

Codemasters
http://www.codemasters.com/game/f1-2019/

というわけで発売されたばかりのこちらも試してみる事にした。ちなみにSteamからの配信で入手している。

さて評価方法だが、立ち上げるとまずDirectXの選択(Photo31)になるので、DirectX 12を選択。メイン画面(Photo32)から「カーソルキー」で、下段の"Game Options"を選び、Setting Menu(Photo33)から"Graphics Options"を選択。Graphics Options(Photo34)では、まず"Video Mode"で解像度とフレームレート、Anti-Alias/Anisotropic Filteringなどを設定(Photo35)。次いでGraphics OptionからAdvanced Setup(Photo36)に移り、ここでDetail Presetを設定する。あとはGraphics OptionsからBenchmark Modeに移り(Photo37)、ここで"Run Benchmark Test"を選んで実行である。終了すると結果が表示される(Photo38)と共に、My Gamesの下の"F1 2019\Benchmark"フォルダの下に結果が自動格納される。

  • Photo31: やっとDirectX 12対応になった。ただこれでどの程度ゲームが重くなるのかもちょっと興味あるところ。

  • Photo32: ベッテルの顔が怖いんですが...それはともかく、やっと"F2を押す"という謎の動作から解放され、矢印キーとEnterだけで操作できるようになった。

  • Photo33: ここらへんはF1 2018と同様。

  • Photo34: こちらもF1 2018と同様。

  • Photo35: 設定パラメータは後述。Frame Rate Limitは新規に追加されたように思う。

  • Photo36: 恐らくDirectX 12になって追加された項目などもあると思うのだが、確認していない。

  • Photo37: これもF1 2018と同様。

  • Photo38: 結果の表示も従来と変わらず。ちなみに現時点での最新版はVersion 1.04になっている。

ということで今回のテストではVideo Modeは

解像度:1920×1080pixel/2560×1440pixel/3200×1800pixel/3840×2160pixel
VSYNC:Off
Frame Rate Limit:Off
Anti-Aliasing:TAA
Anisotropic Filtering:16x
あとはデフォルトのまま

とし、Advanced Setup(Graphics)は

Detail Preset:Ultra High
あとはデフォルトのまま

とした。またBenchmark Modeもデフォルトのままで実行している。

ということで結果を見てみると、傾向的にはF1 2018に近い。ただ平均フレームレート(グラフ19)は、わずか(2Kで3fps程度、4Kで1fps未満)ながらCore i9-9900KがRyzen 9 3900Xを上回っている。これは最大(グラフ20)/最小(グラフ21)フレームレートでも同じ傾向で、こちらでは微妙にCore i9-9900K優勢である。ただ、もうご覧になった通りのグラフで、いう程大きな差か? という疑問はある。一番正確なのは「大差なし」であろうか。