6月13日、東京ビッグサイト(東京都江東区)にて、国内最大規模の玩具見本市「東京おもちゃショー2019」が開幕した。

今年は国内外191社の企業が参加し、会場には約3万5,000点ものおもちゃが展示されているという。今回は、そんな大量の展示商品の中から、大人も一緒に楽しめてなおかつストレス解消に役立つようなおもちゃをピックアップしてみることに。ストレス社会で戦う大人たちが平和にリフレッシュできる方法を探っていこう。

  • 打撃系から癒し系まで幅広くご紹介

拳で平和に語り合う「拳闘士」シリーズ最新作

広い会場の中でもひと際注目を集めていたのが、タカラトミーブース内の「拳闘士 ガチンコファイト」コーナーだ。

プレイヤーの動きに連動してパンチを繰り出す人形が対戦するボクシング玩具「拳闘士」。これまでの同シリーズは、コードでつながれたグローブを装着するスタイルで進化を遂げてきた。しかしリニューアルされた今作は、まさかのコードレスでグローブも不要。赤外線センサーが拳の動きを感知してくれるため、素手で殴り合いが楽しめるのだ。

  • 「拳闘士 ガチンコファイト」(5,980円、7月発売予定)

「Fight」という掛け声やゴングの音、歓声など、試合を盛り上げるサウンドも充実。さらに、1人でCPUと対戦できるモードも備えているとのこと。人や物を殴りたい衝動に駆られたときは、同商品のスイッチを入れシャドーボクシングをして気を紛らわそう。

メーカー希望小売価格は5,980円。7月の発売を予定している。

  • ブースにはプロボクサーの姿も。目にもとまらぬスピードで繰り出される赤外線パンチの応酬。完全に仕上がっていた

「握力×体重×スピード=破壊力」の方程式を指で体現

引き続き殴打系。メガハウスが展開している「指ワザ」シリーズでは、ゲームセンターなどでよく見かけるパンチングマシンがコンパクトなサイズでリリースされている。名付けて「デコピンパンチング」(3,980円)。

  • 「デコピンパンチング」(3,980円)

その名の通り、デコピンで的をはじいてスコアを競うゲームである。威力に応じてパワーゲージが点灯し、1~999の間でスコアを表示。本日のハイスコアもしっかり出してくるリアルさがたまらない。「左手の小指でデコピンせよ! 」といったミッションが書かれたカードも付属しており、パワーだけでなくテクニックを競う遊びもできる。

  • ブースでは、サミュエル・L・ジャクソンのような顔つき+LL Cool Jのようなガタイのアニキが本日のハイスコアを死守していた

  • 「指ワザ」シリーズは計3種類を展開。(左から)「フィンガーハンマーキング」(3,980円)、「ピコピコモグラキング」(4,280円、7月中旬発売予定)