発表会の本筋からは離れるが、今回の招待状にはRSVP、すなわち出席返信のボタンが用意されており、返事ができるようになっている。ここで返事をすると、iPhoneのWalletアプリに読み込めるパスが発行される。
パスには日時と場所、ゲストとなっている人の氏名が記載されており、これをiPhoneやApple Watch取り込んでおける。通常、パスにはバーコードがついているが、iOS 12ベータ版で読み込むと、右下に電波のアイコンが表示され、バーコードが出てこなかった。
これはNFCによる受付に対応するパスであることを意味している。6月に開催された世界開発者会議 WWDC 2018でも、WalletにNFCパスを入れて入場できるようになっていたが、プレスイベントでNFCパスによる受付を行うのは初めてとなりそうだ。
昨年は、Apple Storeが併設されているApple Park Visitor Centerの向かいにあるレセプションからApple Park内に入り、左に曲がって緩やかに丘をのぼってSteve Jobs Theaterまで移動した。今年も同様の導線になるとみられるが、このレセプションで、NFCもしくはバーコードによる受付と、取材パスの受け取りが行われることになるのは間違いなさそうだ。