中国のスマートフォンメーカー、OPPOの新しいスマートフォンが日本でも登場しました。「OPPO R15 Pro」は、薄型ボディにハイスペックを採用した上位モデル。充実した機能はメイン端末としても十分な一台に仕上がっています。

  • OPPO R15 Pro

世界第5位のスマホメーカー、日本向けの第2弾

OPPOは、中国や東南アジアを中心にシェアを伸ばしている中国メーカーで、IDCの調査によれば、2018年第2四半期の世界シェアは第5位。日本では、2018年2月発売のOPPO R11sに次ぐ、第2弾がこのOPPO R15 Proです。同時発表のOPPO R15 Neoよりも機能を強化した上位モデルとなっています。

R15 Proは、世界のSIMフリースマートフォン市場の中では最新のハイエンドモデルというわけではありませんが、日本向けに機能を強化しているのが特徴といえるでしょう。

本体サイズは75.2(W)×8.0(D)×156.5(H)mm、重さは約180g、ディスプレイは6.28インチ。19:9、2,280×1,080という縦長の有機ELパネルを採用しています。上部に切り欠き(ノッチ)がある、最近流行のデザインで、上下左右のベゼルは最小限の狭額縁。全面がディスプレイといっても過言でないレベルです。

  • 本体前面。ベゼルは細く、全画面のスマートフォン

6.01インチだったR11sに比べて、わずかに大型化したにも関わらず、本体サイズはそれほど変わりません。縦には1.5mm、厚さが0.9mm、重さが27gほど大きく重くなりましたが、幅は逆に3.3mmほど小さくなり、全体としてはコンパクトにまとめています。もちろん、6インチクラスのディスプレイを搭載するので大型のスマートフォンではありますが、比較的軽量です。

  • 手に持ってみると大型ですが、意外に持ちやすい印象です

SoCはSnapdragon 660でメモリは6GB、ストレージは128GB、256GBまでのmicroSDカードに対応しています。OSはAndroid 8.1をベースにしたColorOS 5.1となっています。

SoCはミドルクラス向けのSnapdragon 660ですが、メモリもストレージも大容量で、パフォーマンス的にも安心できる作りになっています。一般的な用途で困ることはまずないでしょう。