ノートPCの薄型化を追求するにあたって、なじみ深い「Type-A」形状のUSB端子は高さが大きいことが実装上のネックになっています。そこで多くの薄型ノートPCがUSB Type-C端子に移行していますが、USBメモリやマウスのドングルなどでUSB Type-A端子がまだ広く使われているため、Type-CのみのノートPCは不便です。
この不都合を解決したのが、今回レビューする日本HPの13.3型クラムシェルノートPC「HP ENVY 13」。可動式のUSB Type-C端子を採用することで、端子部の薄型化を実現しています。
第8世代のCore i3/i5を搭載、スペックは抑えめ
HP ENVY 13のラインナップは、Core i3-8130U、4GBメモリ、256GB SSDを搭載する「ベーシックモデル」(税別99,800円、直販価格)と、Core i5-8250U、8GBメモリ、256GB SSDを搭載する「スタンダードモデル」(税別109,800円、直販価格)の2モデル。購入時にCPU、メモリ、ストレージは変更できません。ただし、比較的コストダウンの標的になりがちなSSDは、高速な「PCIe NVMe M.2」タイプが採用されています。