MacにはFaceTimeカメラが用意されているが、iPadのように手軽に写真を撮るデバイスではない。そこでiPhoneと連携し、iPhoneのカメラで撮影した写真をそのまま取り込める機能を、macOS Mojaveに用意した。
例えばKeynoteなどのアプリの画像のプレースフォルダからiPhoneのカメラを起動し、自由に写真を撮って取り込めるようになる。キーボードと広い画面が利用可能なMacと、手軽に写真が撮れるiPhoneの連携は便利に活用できるだろう。
スクリーンショット機能も改善された。これまで「Command+Shift+○」(○は3や4)のショートカットやTouch Barを利用して撮影しなければならなかったが、新たにCommand+Shift+5で画面内に撮影メニューを表示させることができるようになった。
また静止画だけでなく、範囲指定をしてのビデオのスクリーンキャプチャにも対応したため、ウェブサイトやアプリのアニメーションを動画として残してスライドに活用する、といった利用方法も、特別なアプリを経由せずに行えるようになった。
iOS 11ではスクリーンキャプチャはすぐに保存されるのではなく、一旦画面左下にホールドされて保存方法や共有先を選択できた。macOS Mojaveでも同様の方式が採用されたが、iOSとは異なり、一旦保持されるのは右下となる。そこから他のアプリにドラッグしたり、スワイプで保存が可能だ。