今回Facebookの情報は、一開発者の性格診断アプリから流出、不正利用された。質問していたRecode.comのSwisher氏は、Appleにもサードパーティーアプリが存在している点を聞き、違いについて説明を求めた。

「我々は常に、キュレーションに集中しています。キュレーションを信じています。そのため、我々は常に、プラットホームの持ち主として、大きなな責任を感じており、我々は取捨選択すべきだと考えています。

あなたが(メディア企業だ)と呼ぶかどうかにかかわらず、我々はキュレーションします。ポルノはApp Storeにいりません。家族が快適だと感じられる場にしたいのです。ヘイトスピーチはApp Storeにいりません。また、App Storeにテロリストの勧誘能力は必要ありません。

我々は全てのアプリの詳細、何をするのか、何を主張し起こそうとしているのか、彼らの主張がプライバシーポリシーを満たしているか、を見ています。常に精査しています。基準を引き上げるべきか。常に改良し基準を高めています。しかし我々は全てのアプリを精査し、取り締まっています。我々は、人々が望むようにすべきという考えには、言論の自由の観点から、同意しません。

街角であなたについて何か主張している物を売る人だとは思いません。もしあなたが売りたくなければ、売らなければ良い。これは、あなたがiPhoneのブラウザでポルノサイトが見られないことを意味しません。私は楽しいと思いませんが。

しかし我々のストアに置きたいものではない、ということです。子どももお店に来て欲しい。なぜならそこには数多くの学びや教育のアプリがあるからです。

我々は常にそうしてきました。音楽業界とともに、「露骨な表現」の規定をしました。親御さんたちが「子どもに露骨な表現のコンテンツを聴かせたくない」と考えるかもしれないと思ったからです。映画についても全ての作品に規定を付けました。あなたが、「私の子どもにはG規定の映画しか見せたくない」と言うかもしれない。同じように、アプリにもペアレンタルコントロールを設けました。「こういうアプリは使わせたくない」と言えるようにするためです」