バッテリ駆動時間は約11.6~11.7時間を実現。従来モデル同様、インタフェース類を背面に一極集中して、フロントとサイドのコネクタを廃していることから、狭い机でも左右の幅を気にせずに利用可能。低発熱ファンレス設計による高い静音性、電源オフでも使えるスマートフォンへの給電機能、面耐圧150kgfなど、従来モデルで好評な機能性の高さは継続した。

最上位モデルのMN550/KAでは、新たに電源ボタンにWindows Hello対応の指紋認証機能を搭載。電源ボタンに触れるだけでセキュアに素早くサインインできる。

価格はMN550/KAでも15万円を切る、税別144,800円前後。このほか、1回当たり10万円を上限に、落下や水こぼし等の過失が原因の故障でも、回数制限なしで修理に応じる「あんしん保証サービス」に、通常の3年版と5年版に加えて、4年版を用意する。4年版は17,200円で、4年間の月額に直すと約358円とリーズナブルな価格を実現していると言えるだろう。

2018年はいよいよ2000年生まれが大学生になる年。新世代の大学生は、軽量・コンパクト、機能性、デザイン、安心感を網羅した新しいLAVIE Note Mobileをどう評価するのか。この春のPC売り場の動向が楽しみだ。

  • MN550/KAWの正面。厚さは従来モデルより1.5mm薄い、17mmを実現

  • MN550/KAWの背面。左からセキュリティスロット、ヘッドホンマイクジャック、USB 3.0(パワーオフ充電対応)、USB 3.0、HDMI、SD/SDHC/SDXC対応カードスロット、電源ポート

  • MN550/KAWの左側面

  • MN550/KAWの右側面

  • MN550/KAWのキーボード。キースピッチは19mm。MNシリーズは半角/全角キーがEscキーとF1キーの間に配置されていたり、Fnキーが方向キーの左に配置されている。他のキーボードの配置に慣れているユーザーだと少し戸惑うかもしれない