午後は、カシオ計算機のアウトドアカメラ「G'z EYE GZE-1」と「EXILIM EX-FR100」で撮影しながら滑ってみました。カメラとF20Xを接続すると、カメラのレンズがとらえた画が、F20Xのフェイスに表示されます。F20Xを操作して、カメラのシャッターを切ったり、動画記録をスタート/ストップしたりできます。
ということで、編集長がカメラハーネスを装着してG'z EYE GZE-1を胸の辺りに固定、筆者はEX-FR100を手持ちで撮影することになりました。太陽に照らされて雪も柔らかくなりつつあり、またとないコンディション。筆者の滑りも改善するかに思えたのですが、相変わらず転びまくり。F20Xと同様、EX-FR100も耐衝撃性能に優れたカメラなので、まぁ安心と言えば安心なのですが(もちろん限度はありますよ)。
しだいに、編集長とリフトで喋る話題も尽きてきます。疲れた表情で「もう何本、滑りましたかね」と聞くと、手元のF20Xで確認した編集長は「もう10本も滑っているね。あと1~2本ってところかな……」と、こちらも息が切れている様子。そんなとき、F20Xがブルブルッと震えて、運営側からグループLINEにメッセージがあったことを伝えます。
"最速王"の称号は誰の手に?
ディスプレイでLINEのメッセージを確認すると、あと20分で終了しますとのこと。そこで大人しく2本を滑ってフィニッシュとなりました。計12本を滑り、滑降時間のトータルは0.5時間。編集長の最高時速は71km/hでした。こうしてデータで確認すると、何やら充実した気持ちになるのが不思議です。
ちなみにこの日、滑走時の最高速度を更新し続けた編集長でしたが、最後の最後に別の参加者が時速73kmを叩き出したため、惜しくも最速王の称号は得られず。リベンジを誓っていました。念のため書いておきますが、スキーやスノーボードの暴走は厳禁です。今回は一般客が少なかったのと、スピードトライアルをしていた参加者は自分の滑りをきちんとコントロールできる実力を持っていたからこそです。
今回のツアーを振り返って、参加者はみんな「F20Xを使うと、スキーやスノボの新しい楽しみが見つかる」と語り合っていました。個人的には転びまくったのが悔しいところですが、ともあれ何日後かに訪れる筋肉痛に怯えつつ、帰りのバスに乗り込んだのでした。
協力 : たんばらスキーパーク(株式会社東急リゾートサービス / 群馬県)
首都圏から2時間で、最高のパウダースノーを。11月下旬から5月上旬までのロングシーズンで、若者からファミリーまで幅広い層に利用されています。