今回刷新されたiMacは、MacBook Pro・MacBookシリーズと同様に、Kaby Lake世代のIntelプロセッサを搭載した。またグラフィックスは、それまでIntel内蔵グラフィックスであった21.5インチ4KモデルにもRadeon Pro 500シリーズのグラフィックスが搭載され、性能の向上率はとても高いものとなった。

MacBook Proもアップデート。レビューはこちらから

以前のモデルに比べて、21.5インチ4Kモデルは3倍のゲームプレイ、2倍のグラフィックス性能を確保している。27インチモデルについても、ゲームプレイ1.5倍、グラフィックス1.4倍の性能向上となった。

今回レビューする時間が数時間と短かったことから、多くのことを試すには至らなかったが、基調講演後のタッチアンドトライ会場では、4Kビデオのカラーコレクション、Cinema 4Dでのレンダリングなどのデモを披露していた。

プロセッサとグラフィックスだけでなく、SSDストレージも35%高速化し、データの読み書きが頻繁に発生する作業の高速性をより高めている。数時間かかっていた3Dグラフィックスの処理を1時間で済ませたり、4Kビデオを軽々切り替えて、リアルタイムにエフェクトをかけながら再生するなど、ハンズオンの会場では、そのパワフルさを存分に見せつけていた。