BioShock Infinite(グラフ30~41)

Irrational Games
http://www.bioshockinfinite.com/ja/home

「負荷が比較的軽めのDX11ゲーム代表例その1」ということで実施してみたのだが、何というか非常に印象的な結果になった。Welcome Center/Town Center/Raffle/Monument Islandの4シーンについて、平均フレームレート(グラフ30/33/36/39)は、Full HDの場合のみ多少ばらつくが、あとは綺麗に一本の線になっている。

最大フレームレート(グラフ31/34/37/40)や最小フレームレート(グラフ32/35/38/41)でも、少しバラつきが大きいものの、決定的な差はない。というのは、例えばTown Centerの最大フレームレート(グラフ34)は1440pまでCore i5系が有利に見えるが、逆に最小フレームレート(グラフ35)はそのCore i5系の方がスコアが低かったりする。

大体において、フレームレートが暴れると最大フレームレートが大きく、最小フレームレートが小さくなる訳で、要するにCore i5の方がやや暴れているという以上の話ではないからだ。これはRaffle(グラフ37/38)でも見られる傾向である。

つまるところ何のことは無い、Radeon RX 480がボトルネックになっているという話であるが、逆に言えばCore i5もRYZEN 5もRadeon RX 480を使う限りにおいて、ボトルネックにならないくらいの性能が備えているということが確認できた。

Deus Ex:Mankind Divided(グラフ42~44)

SQUARE ENIX
http://www.jp.square-enix.com/deusex/

このタイトルは負荷が重いので、描画オプションを以下のような軽めの設定でテストしている。

  • DirectX 12のみ
  • Antialias:MSAA 2X
  • Preset:High

結果はご覧の通り。平均フレームレート(グラフ42)を見ると、Full HDでは若干RYZEN 5が有利だがその先はほぼ同じ。最大フレームレート(グラフ43)/最小フレームレート(グラフ44)も、Full HDのみ若干差があるが、あとはほぼ同等で、BioShockと同じ傾向として良いかと思う。