TMPGEnc Video Mastering Works 6 V6.2.2.29
ペガシス
http://www.pegasys-inc.com/ja/index.html
1月にぶつくさ言ったためかどうかは知らないが、Intel Media SDK HardwareのH.265/HEVC Main 10 Profileに対応したバージョンが2月末にリリースされ、その後若干のバグフィックスを行った最新版が3月15日に公開されたV6.2.2.29である。とはいえ今回はIntel Media SDK Hardwareは使わないのであまり関係ないのだが。
流石にRYZEN 5やCore i5では4K映像のTranscodeは荷が重かったようだ。それでもRYZEN 5 1600Xは6コアの威力で、大分マシなエンコード性能を叩き出している。逆にRYZEN 5 1500Xは、H.264はともかくH.265へのトランスコード性能が大きく落ち込んでいるのがちょっと気になるところだ。
絶対的な性能は「どれを選んでも不足に感じる」というあたりで、これは処理負荷が高すぎる(というか、このクラスのCPUでは、まだ4KのTranscodeは無理)というのがここでの結論となる。それでも一応RYZEN 5がそこそこ健闘していることだけは確認できた。