Future Tech Lab.では、パートナー企業との協業などを通じて、開発中の案件や、事業化を目指す7つの新技術を紹介。

注目を集めていたのは、たまご型卓上パートナーロボット。常に人に寄り添い、触れたり、話しかけたくなるロボットだ。人の動きを応用したスムーズな動きを実現するサーボ制御技術や、動きの学習機能を搭載。AIを活用した自然言語処理技術で、ストレスの少ないコミュニケーションが可能になる。

スマートテーブルは、IoT技術を活用することによって実現する、未来の情報端末をコンセプトとして展示。テーブルにビルトインされたLEDディスプレイに、住宅内の家電や機器から発信される信号を、分かりやすい情報に変換して表示する。

初展示となった「たまご型卓上パートナーロボット」

スマートテーブルは、近未来の情報端末をコンセプトに展示

そのほかFuture Tech Lab.では、220度の高視野角を実現し、バーチャルリアリティー空間を体感できる「ヘッドマウントディスプレイ」や、テーブルに埋め込んだ「多言語音声翻訳システム」、曲げたりねじったりしても性能を維持できる「フレキシブルリチウムイオン電池」、ウェアラブル端末などのデザインの自由度を向上させる「超小型ピン形リチウムイオン電池」、乳児の声から泣く・笑うなどの4つの感情を識別して、家族のスマートフォンに色で伝える「Listnr」、6軸センサーとアルゴリズムを内蔵したマイクロプロセッサによって、ロボットの姿勢制御や自動走行を実現する「モーションセンシングユニット」も展示した。

220度の高視野角でバーチャルリアリティーを体感できる「ヘッドマウントディスプレイ」

テーブルに埋め込んだ「多言語音声翻訳システム」

聞きたい音声だけを識別することができるアダプティブノイズリダクションシステムも展示

曲げたり、ねじったりできる「フレキシブルリチウムイオン電池」

ウェアラブル端末のデザインの自由度を向上させる「超小型ピン形リチウムイオン電池」

乳児の感情を識別して、家族のスマートフォンに色で伝える「Listnr」

ロボットの姿勢制御を行う「モーションセンシングユニット」