続いて登壇したラジ・タルーリQCT (Qualcomm CDMA Technologies) 製品管理担当上級副社長 (Raj Talluri, SVP, QCT Product Management) は、IoT市場の動向について説明した。すでに10億台を超えるQualcomm製チップ搭載のIoTデバイスが市場に流通。さらに、Snapdragon 835を搭載した最新デバイスとして、ODGのAR/VR対応スマートグラス「R-8」を披露した。また、子どもがむずかっているときに、音楽を流すなどの制御が行えるスマートホームデバイスであるMattelの「Aristotle for kids」を紹介。ウェアラブルデバイスでは、Snapdragonベースの製品がAndroid Wear搭載スマートウォッチ市場で80%以上のシェアを持っており、Swarovskiからも同社SoCを搭載したスマートウォッチがBASELWORLD 2017で発表される予定であることが告知された。
|
AR/VR対応スマートグラスの「R-8」を披露するラジ・タルーリ QCT製品管理担当上級副社長 |
|
|
Qualcommのモバイルテクノロジは、IoTのさまざまなジャンルに活用され、すでに10億以上の同社製チップ搭載IoTデバイスが市場に投入されている |
|
没入型AR/VRをモバイルスマートグラスで実現する「ODG R-8」もSnapdragon 835を採用 |
|
|
Snapdragon 835を搭載するAR/VR対応スマートグラス「R-8」 |
|
Mattelのスマートホームアシスタント「Aristole for Kids」は、機械学習の機能も備え、子どもがむずかっていることを検知すると、スマートフォンとの連係で子どもが好きな音楽をかけるといったケアが行えるとのこと |
|
Android Wearを採用したスマートウォッチの80%以上がSnapdragonを採用している |
|
ファッション業界でも注目のスマートウォッチ市場に、Swarovskiも参入する。その製品が明らかになるのはスイスで開催される世界最大の時計見本市、BASELWORLD 2017になるようだ |