――そんなリーダーのayakaさんに対して、himeさんは?

hime「緑担当のhimeです。みんなと年齢もけっこう差があって、妹キャラみたいな感じなんですけど、ラップではふわふわした感じは出したくないので、頑張っています。家族もけっこうラップが好きで……」

――himeさんも英才教育ですか?

hime「そうですね(笑)。家ではみんなラップしか聴きません」

――子守歌がラップだった、みたいな感じですか?

hime「よく言われるんですけど、本当にそんな感じでした。なので、ラップにはより力を入れていて、言い回しの速いパートをもらったりしています」

――そんなリリスクのお2人ですが、今年の4月にメジャーデビューして何か変わったところはありますか?

hime「私の場合、リリスクに加入してすぐにメジャーデビューだったので、何が変わったかというのはよくわからないんですけど、携わってくださる方が増えたり、メディアに出る機会が増えたり、本当にありがたい機会をいっぱいもらえるようになったので、気持ちの面が強くなった気がします。恩返しじゃないですけど、今まで以上のパフォーマンスを見せなきゃって思っています」

ayaka「メジャーになってリリースのペースが速くなりましたね。今回のアルバムも『マジックアワー』の発売後、すぐにレコーディングが始まったので、本当に頭が追いつかなくて……。あと、あと、近所のスーパーで『RUN and RUN』が流れていてビックリしました(笑)」

――ちなみに厳しいご両親は何かおっしゃっていますか?

ayaka「"本当に良かったね。キングさんのおかげだね"って(笑)。たくさんの人に知ってもらえる機会が増えて、本当にうれしいです」

――himeさんは昨年12月の加入ですが、入ってみてリリスクはいかがでしたか?

hime「私は加入する前からリリスクが好きで、ライブも観に行っていたし、グッズも普段から使っていたので、今でもこの中にいるのが不思議な感じです。ずっと観る側だったので、逆に私が入ったことでどのように観られているのかが気になります」

――加入する前に感じていたリリスクの魅力は?

hime「すべてにこだわりがあるんですよ。例えば、ライブグッズって、その日のライブを応援するために作っているから普段は使えないことが多いんですけど、リリスクの場合は、渋谷のマルイに期間限定ショップができたりするぐらい、グッズやアートワークにもすごくこだわっている。あと、メンバーが6人いたら、必ず1人くらいは埋もれてしまうと思うんですけど、みんな自分をしっかりと確立していて、ラップももちろんカッコいい。全部が完璧だと思っていました」

――全部が完璧だったそうですよ

ayaka「himeは加入前からいろいろなライブに遊びに来てくれて、私達以上にグッズを着こなしてくれていたんですよ。着こなしが本当にうまくて、いいなあっていつも思っていたので、入ってきてくれて本当にありがとうって思いました(笑)。私、himeにラップのアドバイスをもらったおかげで、最近上手くなったと言われることが増えました!」

――師匠ですね

ayaka「マジ師匠です」

hime「そんなことないですって(笑)」

ayaka「私は、メンバーのことを一歩引いて見ることが多いんですけど、himeは本当にリリスクのエースですね。そして、minanが大黒柱で、mei、amiはお客さんを引き込む力が本当に強い。そして私は見守る係(笑)。いつも一歩引いて応援しています」

――リーダーも頑張ってください

ayaka「頑張ります(笑)。でも本当にhimeは私が思うアイドルラップの理想像なんですよ。初めてのお客さんにも、これがHIPHOPアイドルだってすぐにわかる女の子だと思います」

hime「私、まったく同じことをayakaさんに対して思っているんですけど。アイドルラップの鑑だなって」

ayaka「絶対に無理。私、ラップ上手にできないもん(笑)」