市場の開拓を目指す

説明会の冒頭、エプソン販売の鈴村文徳氏が登壇して概要を説明した。エプソンの提供するプロジェクタはグローバルでシェア33%を握っており、累計販売台数は2,000万台を突破した。国内ではビジネスプロジェクタの分野において、21年連続シェア1位を獲得。「そんなエプソンだからこそ市場を開拓して、プレゼンテーション文化を創出することが求められている」(鈴村氏)。

エプソン販売 取締役 販売推進本部長の鈴村文徳氏(写真左)。エプソンの提供するビジネス・プロジェクタは、国内市場で21年連続シェア1位を獲得(写真右)

そこで、新製品の販売に際して、豊富なラインナップと機能を訴求するだけでなく、現場で活用するための具体的な利用シーンもあわせて紹介していく。ここで1つ、デモが行われた。

オフィス内の会議を便利にするホワイトボード機能を搭載した「EB-1400シリーズ」、学校の授業で便利に活用できる電子黒板機能を搭載した「EB-600シリーズ」に共通の、「画面配信機能」のデモだ。これはプロジェクタから直接、PCやタブレット端末にキャプチャ画面の配信を行えるというもの。

鈴村氏が操作すると、壇上に並んだ3人の女性の持つタブレット端末に、投映中の画面と同じものが一斉送信された。鈴村氏は、最後に「お客様のプロジェクタの利活用を、さらに促進していく。エプソンとしても、そうした活動を今後とも強化していきたい」とアピールしていた。

プロジェクタから直接、PCやタブレット端末にキャプチャ画面の配信を行える「画面配信機能」のデモ