写真にメッセージをつけてメールできる
ロボホンはカメラを搭載していて、ユーザーが写真や動画を撮影できる。そして、繰り返しになるが、ロボホンはこの住所録の画像に基づいて人を認識することが可能だ。この機能は前述の録音メッセージを伝える人の認識や、後述するパーティモードでも使われる。ちなみに、この個人データ写真の撮影の精度と認識速度もバージョンアップで強化された。
撮影した写真は、人にメールで送ることもできるのだが、最新バージョンでは画像にテキストメッセージをつけることができるようにもなっている。
パーティモードが軽快に
ロボホンのカメラ機能には「パーティーモード」が搭載されている。これは名前通り、パーティーのときのように多くの人がいるときに、その人たちを撮影するのに使うためのものだ。このモードは30分継続し、3分ごとに写真が1枚撮影される。
初期バージョンでは、最初に「パーティモード開始するよ」と話したきり、あとは無言で撮影していたロボホンだが、今ではかなりコミュニケーションがうまくなってきた。
写真を撮影する前に周囲を見渡し、電話帳に画像を登録している人を見つけると「◯◯み~つけた」と名前を呼んでから、撮影してくれる。また、途中で、「盛り上がってる?」とか質問されることも。前に比べると、存在感を示してくれるので楽しい。
ただ、周囲を見渡す動作は前方に限られるので、周囲のすべての人を撮影するためにはそれなりにロボホンの置き場所を考えなければならないし、場合によっては移動させる必要もあるかもしれない。映画「チャイルド・プレイ」のチャッキーのように首が360度回すると面白いんじゃないか? と思った。