さて、9月にも登場すると期待されている新型iPhone。このホームボタンについて、9to5macやBloombergといったメディアは、「感圧式になる」との見方を示している。
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感圧式になるという噂がでているホームボタン |
これまでのホームボタンは、押し込める物理的な「ボタン」だった。iPhone 5sからは指紋認証のTouch IDが搭載され、iOS 10ではホームボタンを押し込む動作と指紋認証を同時に行って、ワンタッチでホーム画面にアクセスできる仕組みが採用される。これが「感圧式になる」のは、想像に難くない。iPhone 6sに採用されている3D Touchや、MacBookなどの感圧トラックパッドと同じ要領で、背後に圧力センサーを配置した単なる円形のガラス板を配置すれば、感圧ホームボタンができあがるのだ。
これまでのようにTouch IDを配置すれば良いし、押し込む動作と同時に振動を発生させてクリック感を作り出すことも、いままでの他のデバイスの実装を考えれば全て想像の範囲内に収まる。
メリットは、ホームボタンの物理的な動作がなくなることによる、部品の薄型化だ。次期iPhoneはヘッドフォン端子まで非搭載として薄さを追究していることを考えれば、ホームボタンのパーツが薄型化できるのであれば恐らくやってくるだろう。
また、ホームボタンは毎日何十回も押し込んでロック解除を行い、またアプリ切り替えの際にダブルクリックを行う、かなり頻繁な押し下げ回数に絶えなければならない。
実際、過去のiPhoneではホームボタンが効かなくなり、アクセシビリティ機能で画面上に仮想ホームボタンを表示させる「AssistiveTouch」を利用するユーザーも多く見かけた。
耐久性の面でも、ホームボタンの感圧化は有利に働くのではないか、と期待される。
