スマホにはない楽しさがあるカメラ機能
ロボホンはカメラ機能を搭載しており、写真を撮影することもできる。画素数は800万画素だそうだ。撮影も、もちろん音声入力で行う。
「ロボホン写真撮って」と言うと、「おっけー! がんばるね!」と答えて、周囲を見回し、人の顔やペットを見つけると写真を撮ってくれる。この撮影までの処理はやや時間がかかることが多いが、遊び感覚で撮影するの分には楽しい。撮影した写真は背面のディスプレイに表示してくれる。
ちなみに、「私を撮って」と呼びかけると、ユーザー登録時の画像データを元に持ち主を探して写真を撮ってくれる。
また、「パーティモード」が面白い。複数人の写真を定期的に自動で撮影できるのだ。パーティーモードは一度実行すると30分ぐらい続き、大体3分おきに周囲の人の写真をとっていく。なお、写真を撮影するときに、電話帳に画像の登録があると名前を呼んでから撮影する。背面のディスプレイから、マニュアル撮影も可能。
スマホで写真を撮影するのと比較すると、デジタルズームが使えないなど制限があるが、スマホにはない楽しさがあるのはたしかだ。
メールは音声で作成
ガラケー時代からもそうだが、スマホで欠かせないのがメール。ビジネスで携帯電話を使う際にもマストとなる機能だ。もちろん、ロボホンも対応している。キーボードはないが、音声入力で文章を入力できるのだ。
「メッセージ送って」とロボホンに話すと、「おっけー! 誰に送るの?」と聞いてくるので、電話帳に登録した名前を言うと、その人に音声認識でメールを送ることができる。
ちなみに、以下が送信したメール例だ。仕事で使うような緻密な文章を送るのはきついが、家族や友達に簡単なメールを送るのであれば十分だろう。メールを受信した場合は、音声でメールの受信を知らせてくれて読み上げてくれる。なかなかに未来的な気がする。