Rise of the Tomb Raider(グラフ21~26)
Square Enix
http://www.tombraider.com/
今回追加のゲーム2つ目。2016年1月に発表された製品で、やはりSteam経由で購入できる。インターフェース的には同じSquare Enixが販売しているThiefに近いもので、起動するとメニューが出てくる(Photo48)。
Photo48:注意点としては、ゲーム起動時の画面解像度以上には設定できないこと。普段は便利のために4Kモニターの解像度をFull HDにして実行しているが、このままだと最大解像度がFull HDに限られてしまう |
ここでOptionを選ぶとパラメータが調整できる(Photo49)が、ゲーム内部でやったほうが楽である。DirectXの指定だけ行ってからゲーム起動(Photo50)後、Option→Displayから画面解像度を選択する。
ちなみに設定は以下のとおり(Photo51)。
- FULLSCREEN:ON
- EXCLUSIVE FULLSCREEN:OFF
- RESOLUTION:1280×720/1600×900/1920×1080/3840×2160
- ANTI-ALIASING:FXAA
- VSYNC:OFF
- STEREOSCOPIC 3D:OFF
またOption→Graphicsから
- PRESET:HIGH
とした(Photo52)。
あとはメインメニューに戻り、Start Benchmarkを実施するだけである。ベンチマークが終わると3つのシーンの結果が表示される(Photo53)が、それと同時にマイドキュメントの下の"Rise of the Tomb Raider"フォルダ内に結果のサマリーとフレームレートも自動的にファイル生成される。
さてPhoto53で分かるとおり、テストはGeothermal Valley、Prophets Tomb、Sprine Of The Mountainという3つのシナリオがそれぞれ実行されるので、これをDirectX 11/12別に集計してみた。
最も負荷が低いシナリオはGeothermal Valleyで、ここではGTX 1070/GTX 980/GTX 970の順で性能が高く、RX 480にはやや分が悪い。とはいえ、Full HDなら60fps超えているのでそうひどい訳でもない。
次のProphets Tombは逆に最も負荷がきついシナリオで、ここではRX 480とR9 390がほぼ同程度のスコアとなっている。またGTX 970との差も多少縮まっている。
中間的な負荷なのが最後のSprine Of The Mountainで、特にDirectX 11ではGTX 970/R9 390/RX 480がほぼ同等の性能であるが、DirectX 12にするとバラけるうえに、RX480ではむしろ低解像度で性能が下がるという結果になっているのは、なかなか一筋縄ではいかないことを示しているように思う。