Ashes of the Singularity(グラフ36~38)
Oxide Games
http://www.ashesofthesingularity.com/
2015年9月の時点ではClosed Beta状態だったAshes of the Singularityであるが、いまでは普通にSteamで購入できる様になっており、GeForce GTX 1080のファーストインプレッションでも利用されている。
さてもう画面キャプチャなどを公開しても問題ないので手順を一応示しておく。起動するとメニュー(Photo38)が出てくるので、
ここでまずはOPTIONを選び、"VIDEO"タブで
- Quality Profile:ExtremeないしCrazy(今回はExtremeを選択)
- Resolution:お好み(今回は3840×2160を選択)
- Mode:Fullscreen
- VSync:チェック外す
を行い、後はデフォルトのままとする(Photo39)。
再びメニューに戻ったら、BENCHMARKを選択し、"RUN TEST"を押して実施する(Photo40)。3分間の間ベンチマークが実行され(Photo41)、その後に結果が表示される。
さて、今回は上の手順でも書いたが、Quality ProfileをExtreme、Resolutionは3840×2160のままで実施し、フレームレートというよりもDX12のオーバーヘッドがどの程度あるかについての確認を行った。
なお、このベンチマークではなぜかCore i7-6700KのみDDR4-2666だとベンチマークが始まらない(or 始まっても途中でハングアップ)ということで、結果から割愛している。
グラフ36がフレームレートであるが、Average Frame Rateは文字通り平均フレームレートでこれは大差無い。面白いのがCPU Frame Rateで、これはGPUのボトルネックがないとしたらどこまでフレームレートが上がるかを示したものだ。こちらではやはりコア数にゆとりのあるCore i7-6950Xが100fpsを超えてやや有利となっている。
ただし、グラフ37のGPU Bound Rate(GPUがボトルネックの時間になっている比率)で見ると、Core i7-6700Kはきっちり100%に達しているのに、Core i7-6950Xは微妙に100%に達していないのは面白い。
ただ、Driver Throughput(グラフ38)で言うと、Core i7-6950Xは8800 Batches/msをたたき出しており、DirectX 12のゲーム環境であればやはりそれなりに性能が出やすい(というか、CPUがボトルネックになりにくい)傾向がある、と判断される。