映画の続編で目指すものは
映画『ちはやふる』はロングヒットを飛ばし、先日は舞台あいさつ上で出演者にサプライズで続編の製作が発表されるなど、大きく話題を集めた。原作の末次由紀も「続編の話し合いに行ってくる」と発信するなど、すでに話が動き出している。
ーーすでに原作の末次先生と続編の話し合いをされたそうですが、どのような話をされたんですか?
北島:どこまで言えるのか難しいですが、先生から言われたのは「彼らにもう一回会いたい」ということでした。キャストを変えるつもりは全くないです。
あとはやっぱり、下の句で描きたかった部分をより膨らませる。なぜかるたをやっているのかという真髄ですが、映画に限らず、『ちはやふる』で描いているところがそこなんですよね。その先に何が待っているのかというところを、テーマにしたいなと思っています。
僕も監督もスタッフもキャストも、今回の『上の句』『下の句』を超える、というのは大きな目標として掲げています。何をもって超えるかは難しいんですけど、ありがたいことにいろんな方から面白いと言っていただけているので、前作を面白いと言ってくださった方々に、もっと面白いと言っていただけるよう、頑張りたいと思っています。
幼馴染の綾瀬千早(広瀬すず)、真島太一(野村周平)、綿谷新(真剣佑)の3人はいつも"競技かるた"で遊んでいたが、新たの引越しで離れ離れに。高校生となった千早は"競技かるた部"のために奔走するが、行く手にはライバルの強豪高校、かるたクイーンの若宮詩暢(松岡茉優)が控え、太一・新もそれぞれの葛藤を抱えていた。
映画『ちはやふる』