世界のプロフェッショナルダイバーや、極地・高山などに挑戦する冒険家から大きな信頼を得ている本格派スポーツウオッチ「セイコー プロスペックス」。これに新シリーズ「マリーンマスター オーシャンクルーザー」が登場。過酷な外洋ヨットレースを想定し、「セイコー アストロン」で蓄積されたGPSソーラーテクノロジーを搭載したモデルだ。

  • セイコー プロスペックス マリーンマスター オーシャンクルーザー「白石康次郎スペシャルモデル」(SBED001)

20気圧の防水性能と高い視認性を備え、安全かつ快適にレースを戦うためのスペックを追求。GPSソーラーは世界40タイムゾーンに対応し、ボタン操作ひとつで正確な現在位置と時刻情報を表示できるため、複数のタイムゾーンにわたって展開される外洋レースでの時間管理を効率よく行える。また、デュアルタイム表示が可能なため、大会本部の時刻(ホームタイム)と、自分の現在地(ローカルタイム)を瞬時に把握できる。

ケース本体には、セイコー独自の表面硬化処理「ダイヤシールド」を施したチタンを採用。SSより比重が軽く、海水や衝撃にも強い。ベゼルとりゅうず基部には、耐食性と耐摩耗性に優れたセラミックスを採用。ベゼルは都市コードを外縁に印字するなど工夫しており、文字の判読性を高めている。針とインデックスには同社比1.6倍の発光時間を持つ蓄光塗料を使用。夜間での使用も心強い。

  • 耐食性と耐摩耗性に優れたセラミックス製ベゼル(SBED001)

  • 都市コードをベゼル外縁に印字して判読性を高めている(SBED001)

セイコー プロスペックス マリーンマスター オーシャンクルーザーの開発には、ヨットレーサーで海洋冒険家の白石康次郎氏がアドバイザーとして参加している。これにちなみ、レギュラーの2モデルのほか、白石氏のヨットのカラーリングや、ダイヤルデザインに外洋レースの世界観を盛り込んだ限定モデル「白石康次郎スペシャルモデル」(SBED001)も世界限定1,500本で登場。裏ぶたにはLIMITED EDITIONの文字とシリアルナンバーが刻印される。

  • ダイヤルデザインに外洋レースの世界観を盛り込んだ(SBED001)

  • 裏ぶたにはLIMITED EDITIONの文字とシリアルナンバーを刻印(SBED001)

ケース外径は48.5mm、厚さは14.7mm。風防はスーパークリアコーティングのサファイアガラス。バンドは、白石康次郎スペシャルモデルとブラックダイヤルモデル(SBED003)がダイヤシールドのチタンブレス、ホワイトダイヤルモデル(SBED005)がシリコンストラップとなる。2016年7月8日発売予定で、価格は以下の通り。

・SBED001(白石康次郎スペシャルモデル) 33万円
・SBED003(ブラックダイヤル+チタンブレス) 28万円
・SBED005(ホワイトダイヤル+シリコンストラップ) 25万円