2月22日が「猫の日」であることを記念して、アドビシステムズが「Photoshop Mix」を使った撮影講座を開催した。講師は猫写真家である石原さくら氏とアドビのCreative Cloudエバンジェリストである仲尾毅氏。猫と仲良くなる方法や猫の写真をスマホで上手に撮影するコツ、撮影した写真を加工する方法についてデモを交えながら解説した。
言うまでもないが、ネットで一番人気があるのは今も昔も猫の写真である。だが、静物と違って動物はイメージ通りに撮影できるとは限らない。どんなに高級なカメラを持っていても、そっぽを向かれてしまったらかわいい顔は撮れないのだ。そう、いい写真が撮れるかどうかは、猫と仲良くなれるかどうかにかかっているのである。
ということで、前半は猫写真家である石原氏が「猫と仲良くなる方法と、猫の写真をスマホで上手に撮影するコツ」について教えてくれた。
猫に気に入っていただくための5か条
石原氏によると、猫と仲良くなるには5つのポイントがあるという。
- 「かわいい!」と思っても、ぐっとガマンで大きな声を出さない。
- 「かわいい!」と思っても、すぐには近づかない。
- 「かわいい!」と思っても、急に触らない。
- 「かわいい!」と思っても、顔をのぞきこまない。
- とにかくリラックスしましょう!
すべてのポイントに共通するのは、「ゆっくり時間をかけて猫と仲良くなる」ということだ。猫の警戒心が解けるまで、少しずつ距離をつめていくことが大事なのである。ちなみに「顔をのぞきこまない」というのは「目を合わせてはいけない」ということ。猫の目をじっと見つめると、威嚇していると思われてしまうので、なるべく目をそらすようにすること。もし目が合ってしまったら、瞬きをすることで敵意がないことを示せるという。覚えておこう。 b 猫を触るのも注意が必要。猫によって触られて好きな場所と嫌いな場所がある。まずは指を差し出して自分のニオイをかがせることがポイント。猫が落ち着いたら、お尻のあたりから触り始め、顔の下あたりを触ってあげるといい。
さて、猫が慣れてきたところで、次の段階として石原氏が紹介するのは「猫ともっと仲良くなるための猫モテテクニック」だ。