エモパーはユーザーに気づいてもらいたい!
まずはセットアップだ。まず、ここでエモパーはユーザーをたくみに誘導してくる。普通は「設定」の「便利機能」から「エモパー」を起動して設定する必要があるのだが、そんな導線ではエモパーに気づかないユーザーもいるだろう。人によっては2年後とかに端末を手放すときまで使わないかもしれない。そのため、より手の届きやすいところにエモパーは存在している。
ホーム画面の上部にエモパーのウィジェットを表示し、なんとなくタップしてしまうようになっているのだ。
すると、今度は簡単なエモパーの説明が表示され、「試す」というボタンが出てくるので、タップすると、エモパーができることを解説してくれる。そのなかで興味があるものをタップすると、そのデモが表示され、続いてエモパーの設定に誘導される。
設定項目が増えた
設定項目も進化している。使うエモパーのキャラを選択し、自分の名前を登録したりするのは変わらないが、「自分の家の場所を教える」という項目が追加された。エモパーは主に宅内で話をするのだが、エモパー2.0では家かどうかをGPSデータにより判断していた。このため、活発に話を始めるのに数日かかってしまっていた。それが改善されたわけだ。
また、エモパーは突然、話し始めるので、ユーザーは意表を突かれたときには気が付かないことがある。そんなときに、「もう1回」と言うと、リピートしてくれる。また、「ほかには?」というとさらに話をしてくれる。