ヒューマンセントリック機能
富士通のArrowsは「ヒューマンセントリック」機能と呼ばれる、人間が使いやすい機能を搭載している。手袋をしながらでも操作できる機能や、周囲がうるさくても会話ができる「スーパーはっきりボイス」機能など、なかなかに実用的だ。また、歩数計も搭載されているが、これは電力をあまり消費しないように工夫しているという。
歩数計はウィジェットでホーム画面に歩数を表示してくれるのだが、アニメーションをオンにすると、歩数計がアニメ―ションするのがかわいい。
バッテリ駆動時間はメーカーは3日と公称しているが、僕が実際に使うと2日程度という印象。だいたいの公称3日のスマホは実際に使うと2日程度なので、こんなものだろう。
どんな人に向くか?
このスマホは普通のユーザーに必要十分な機能をコンパクトなボディに詰め込んだという感じ。日用品として気軽に使いたいスマホを探している人にお勧めだ。
Arrows Fitを使っていると、ハイパフォーマンスを売り物にしたスマホなど一部の人が使えばいいという気がしてくる。このミドルクラスのジャンルは今後、ますます盛んになってくるのだろう。スマホも成熟したものだと、「arrows Fit」をいじりながらつくづく実感する。