同社製品本部プロダクトマーケティング部の田村嘉則氏は、「カスペルスキー2016 マルチプラットフォームセキュリティ」の概要を紹介。新製品の特徴のひとつは最新OSへの対応で、Windows 10やOS X El Capitan(11.11)に対応。Androidに関しては5.0に対応し、5.1は11月に対応する。
新機能・サービスに関しては、ブラウザ設定を勝手に変更するブラウザハイジャッカーへの対応として「システム変更コントロール」、Web閲覧の行動追跡広告を防止する「Webトラッキング機能」、インストールしたデバイスをオンライン上で一元管理できる「マイ カスペルスキー」の3機能を紹介。また、ペアレンタルコントロール、マルチプラットフォーム、個人データ(ランサムウェア対応)、金銭(オンラインバンキング対応)と、幅広い分野に注視した使いやすい製品だとする。このほか、インタフェースやパフォーマンスの改善が行われている。
「カスペルスキー2016 マルチプラットフォームセキュリティ」の商品構成は、1ライセンスで1台に対応する「1台版」、同5台に対応する「5台版」、家庭内の全デバイスに対応する「プレミアライセンス」(10台まで対応、以降は電話相談でライセンス発行)の3種類。それぞれ、1年版/2年版/3年版が用意される。
ダウンロード版はすべての9通りの組み合わせで販売され、パッケージ版は1台版/5台版それぞれに1年版/3年版が用意され、計4製品が投入される。
なお、パッケージ版は店頭でアクティベートを行うPOSA方式で販売されるが、他社と異なりインストールメディア等が含まれる。