Nexus 5Xを投入する狙いについて
質疑応答には、加藤社長とドコモのプロダクト部長である丸山誠治氏が登壇し、記者団の質問に回答した。冬春モデルのラインナップの特徴について、加藤社長は「機能面や価格面で幅をもたせた」と説明。Galaxy Noteシリーズが含まれていない理由を聞かれると「買い替えサイクルを意識している。Galaxy Noteシリーズなどは、時期をみて投入していきたい」と答えた。
ドコモのサービスと紐付いていないNexus 5Xを投入する狙いについて、丸山氏は「Nexus 5Xは、とても良い機種だと思っている。これが選定した理由のひとつ。ドコモ内には、常に最新バージョンのAndroidを使いたい、というお客様が一定数いると認識している」と説明した。来春には、春商戦に向けて新たな端末を投入する予定か、との質問に丸山氏は「もしかしたら、追加で投入するモデルがあるかも知れない」との見方を示した。
このあと、加藤社長は囲み取材にも応じた。すきじかんについて、月額6,000円は高額ではないか、と聞かれると「高額かも知れませんが、実際に体験すると、きっと満足していただけると思う」とコメント。日本市場は携帯電話の利用料金が高い、という意見があることについては「国によって物価指数、通貨の価値が違うので単純には比べられないが、決して高くはないと思っている」と自身の考えを述べた。
Nexusシリーズを初めて投入する理由について、あらためて聞かれると「お客様の声に応えていきたい。ラインナップをあまり多彩にし過ぎると何を選んだら良いか分からない、絞り過ぎると選択肢の幅が狭いと言われる。良い塩梅になるよう探っている」と回答した。
(記事提供: マイナビニュース・携帯ch)