3D Touchを搭載
まず、外観とサイズを比べていこう。
機種名 | iPhone 6s Plus | iPhone 6 Plus |
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サイズ | 高さ約158.2mm×幅約77.9mm×厚さ約7.3mm | 高さ約158.1mm×幅約77.8mm×厚さ約7.1mm |
重量 | 約192g | 約172g |
ディスプレイサイズ | 5.5インチ | 5.5インチ |
ディスプレイ解像度 | 1,920×1,080ピクセル、401ppi | 1,920×1,080ピクセル、401ppi |
カラーバリエーション | シルバー/スペースグレイ/ゴールド/ローズゴールド | シルバー/スペースグレイ/ゴールド |
微妙にサイズが大きく、やや重くなっているが、これは新機能の「3D Touch」の影響が大きいのではないかと思う。
この3D Touchというのはディスプレイを押し込むことで、機能を実行することができる機能だ。いろいろなシチュエーションで使われる機能だが、わかりやすいところではアプリのショートカット機能だろう。
たとえば、Facebookではユーザーなどを検索したい場合、アプリを起動してから検索するのが普通だが、この3D Touch機能ではFacebookアプリのアイコンを押しこむとショートカットメニューが表示され、そこから検索を起動できる。
この機能では今までよりも素早くいくつかの機能を実行することができるわけだ。当然、アプリ側がこの機能に対応する必要があるが、Appleのアプリは素早くこの機能に対応するだろうし、サードパーティのアプリも対応していくだろう。ショートカット以外にも、「押し込む」が様々な形で応用されていきそうだ。
また、この3D Touchと同時に「Taptic Engone」も搭載する。これはユーザーに振動でメッセージを伝える機能で、3D Touchと組み合わせると、どのレベルで押し込んでいるかを伝えることができる。つまり、ユーザーが押し込んでいる「深度」を検知し、それをTaptic Engineで通知できるわけだ。ちなみに、この3D TouchとTaptic EngineはApple Watchにも搭載されていた機能だ。
ディスプレイサイズと解像度は2機種ともに、5.5インチで1,920×1,080ドットと変わらない。
ただ、6s Plusのボディには7000シリーズのアルミニウムを使い、強度を増しているという。そういえば、6 Plusが出たころにボディ強度が不足しているとか「折れる」「曲がる」といった噂が話題になったが、その対策なのだろうか。