Grand Theft Auto V(グラフ28~32)

Rockstar Games
http://www.rockstargames.com/V/ja_jp

その後も着々とバージョンアップが進んでおり、今回利用したバージョンはBuild 393.4、Online Version 1.28となっている。この結果、"設定"→"グラフィックス"には設定項目が増えている(Photo30,31)が、これらはいずれもデフォルトのままで実施している。

Photo30:ちょっと前のバージョンには「人口密度」~「距離の拡大縮小」までが入っていたが、今回のビルドでは随分増えた。というか、これは本来「高度なグラフィックス」に入れるべき項目ではなかろうか?

Photo31:Photo30では項目が全部入りきらなかった

さて、今回もPass 4のみを取り上げて比較を行っている。グラフ28~30がフレームレートであるが、SDではGTX970が有利だが、Full HDあたりでほぼ同等、4KではR9 Nanoがやや有利という感じで、大きな差は見られない。

このゲームの場合、最低フレームレートは20fps未満まで下がってしまうので、平均フレームレートが30fps未満だとちょっとプレイするのは難しく、その意味では4Kで遊ぶには相当画面オプションを落とさないとキツい。

グラフ31、32はそれぞれ全体のフレームレートのうち30fps/60fpsを超えているのがどの程度の比率かを示したもので、SDおよびFull HDはほぼ100%近く(R9 Nanoは95%程度だが)60fps以上ということで、Full HDでのプレイには支障はないが、4KになるとR9 Nanoが84.9%なのにGTX970は16.7%とかなり低く、プレイできるとはちょっと言いがたい。60fpsに至ってはR9 Nanoですら0.8%でしかなく、快適さからはちょっと遠いところに居るといわざるを得ない。ということで、Full HD以下であればほぼ同等の快適さというあたりだろうか。