F1 2015(グラフ25~27)

Codemasters
http://www.formula1-game.com/

同じCodemasterのF1シリーズも無事2015年版がリリースされたので、今回からこちらを利用する事にした。ベンチマークの手順は画面こそ異なるが基本一緒で

  1. "MY F1"メニューに入る(Photo22)
  2. "SETTINGS"に入る(Photo23)
  3. "VIDEO MODE"を選択(Photo24)
  4. 解像度(と余り意味は無いが)フレームレートの選択を行う(Photo25)
  5. 一度(3)に戻ってから"ADVANCED SETUP"を選択し、"DETAIL PRESRT"を"ULTRA HIGH"にする(Photo26)
  6. 再び(3)に戻り、"RUN BENCHMARK TEST"を選択 となる。一度解像度を設定したら(4)と(5)は省けるし、(5)は最初に1回だけやれば大丈夫だ。

Photo22:TOP Menuはやや項目が増えた

Photo23:何故か2014年シーズンに戻ることも可能。今回は2015年シーズンのまま

Photo24:このあたりのオプションを見ると、ゲームエンジンそのものはDIRT Rallyのものに近い(か一緒?)に思える

Photo25:FULLSCREEN:ON、VSYNC:OFF、ANTI-ALIAS:SMAA+TAA、ANISOTROPIC FILTERING:16X は解像度に関わらず共通設定

Photo26:"DETAIL PRESET"以外は特に設定する必要は無い

これまでF1シリーズはテキサスのオースチンサーキットを、バトンになって最後尾から追い上げというパターンだったが、今回からサーキットはメルボルンに変わり、ドライバーはヴェッテル、順位は12位からのスタートとなっている。コースを1周する事は同じだが、カメラは定期的に切り替わり、また結果は平均フレームレートと最小フレームレート以外に最大フレームレートも表示されるようになった。

ということで結果を見てみると、ある意味DIRT Rallyよりもさらに差が極端になっている。平均フレームレート(グラフ25)では、特にFull HDではダブルスコアまで性能差が開いている。

これは最大フレームレート(グラフ26)や最小フレームレート(グラフ27)も共通で、特に平均フレームレートがおかしいという訳では無い。

実際描画そのものがF1 2014までに比べるとだいぶ変わっている。描画すべきオブジェクト数が増えたとか、細かい描画の向上(Photo27~29)などがその主な点だが、こうしたことで大幅に負荷が増えた、というあたりがこの性能差の理由ではないかと思う。

Photo27:排気口の周囲は熱のため、映像が陽炎的に揺らぐ様がちゃんと描画される

Photo28:ハレーションの出方がかなり自然に。反射の雰囲気もすこし変わった(右前タイヤの明るい部分など)

Photo29:土煙とか、ここには描画されていないが飛んでくるデブリなどがかなりリアルな感じに