恋の街ロンドン

別れ際に彼女は言った。「Do you love London?」(ロンドンは好き?)

もちろん。歴史とそれを大切にする人たちが、美しい街並みを守っているから。そして、あなたのような優しくて可愛い人に出会えるから。

H氏「そんな恥ずかしいこと言ってたんですか!?」

だって本当ですもん。それより、H氏や私も含めて、外国人観光客の方に自分が住んでいる場所について胸を張って「好き?」って聞けるかって話ですよ。私は胸に刺さるものがありましたね。

自らクールジャパンだの何だのと名乗るのは、文化輸出ビジネスのPR手法としてはいいかもしれない。けれど、母国や故郷を愛する精神は、市民一人一人の心の中に染みこんでいるものなんだと、彼女を見ていて思ったんですよ。彼女はロンドン市民としての誇りがあるから、我々にあれほど高いホスピタリティで接してくれたんじゃないか、と。これは、東京オリンピックを控えた我々日本人にとっても大きなヒントになる言えるんじゃないでしょうか。

H氏「そうかもしれないですね(青木さん、えらく楽しそうだったもんなぁ)。ところで、晩ご飯はどうしましょうか。ホテルの隣にパブがありましたけど、そこはどうです?」

そうしましょう! ビールとフィッシュアンドチップスで、ロンドンの夜に乾杯!!

その名も「ロンドンパブ」! なんとベタな名前、だが、それゆえ覚えやすい

大体こういう店には、下品に笑うならず者集団が……いませんでした

おぉ、女性バーテン! カッコイイ!!

なかなか流行っている店のようだ。客足が引きも切らない

一杯ずつお金を払うショットバースタイル

名物フィッシュ&チップスは当たり外れが大きいといわれるが、この店は大当たり! 衣はサクサク、白身はふわふわで熱々!

翌3月26日AM11:30、我々は再びヒースロー空港に居た。次の目的地は、いよいよアメリカのニューヨーク。例によって、EQB-510とOCW-G1000のワールドタイムをニューヨークに合わせる。

ここで触れておきたいのは、ヨーロッパとは異なり、アメリカはすでにサマータイム期間に入っていること。普通の時計で時刻を合わせる場合、この計算が若干面倒だが、EQB-510とOCW-G1000はサマータイムに自動的に対応するので、それをまったく気にせずに済むのだ。サマータイムの時間差計算どころか、その国や地域のサマータイム期間がいつ始まっていつ終わるか、そもそもサマータイムを採用しているのかどうかすら知らなくても、当地の正確な時間を知ることができる。

【動画】CASIO EQB-510 ニューヨーク時刻合わせ in イギリス・ヒースロー空港(音声が流れますのでご注意ください)

CASIO OCW-G1000 ニューヨーク時刻合わせ in イギリス・ヒースロー空港(音声が流れますのでご注意ください)

というわけで、我々を乗せたアメリカン航空機は、ジョン・F・ケネディ国際空港に向けて飛び立ったのだった。さぁ、次回はいよいよアメリカ・ニューヨークに到着! お楽しみに!!

ヒースロー空港ターミナル3

飛行機はいよいよ、ニューヨークを目指して着陸態勢へ

雨空の中、ニューヨークへと出発!